新型コロナウィルス問題

2021年9月21日 (火)

封建時代の疫病対策

コロナパンデミックは全世界を席巻し収まる気配がない。日本も最近まで大流行であったがなぜか最近激減中である。

 検査を少なくすれば患者も少なくなるのは当然だ。今の検査のやり方は発病した者の周辺を取り上げているだけだ。封建時代の疫病対策と同じであろう。

 本当の現代医学の対策は、例えば室戸市であれば、全住民のPCR検査の実施の上、陽性者を次々と隔離し、治療を施し、・・・・これを数たび波状的に繰り返すことをしなければなるまい。

悉皆検査➡隔離➡治療をいくら費用が掛かっても繰り返すしか解決の方法はない。

個人的な予防は、マスクと手洗い、人ごみ回避は当然であるが、なぜ紅茶を使わないのだろうか。紅茶の対ウイルスの効果は奈良医大などで実験済みだ。

インフルエンザウイルスに対する効果は数十年前から知られているが、最近のコロナウイルスにも著効があることがわかっている。

紅茶のうがい、飲料、喉や鼻、顔全体への紅茶スプレーの噴射をやるべきだ。私は紅茶スプレーを常に身に持ち、人ごみへの出入りのたびに顔に噴射している。

私は、ワクチンはしていない。ワクチンへの強要はやめるべきだ。ワクチンの危険性はぬぐえないし、効果も疑わしい。

紅茶スプレーは確実にウイルスをせん滅してくれる。
しかし、悉皆検査にしても紅茶スプレーにしても小手先の対策だ。
問題はこのコロナなどの新しいウイルスが二酸化炭素やメタンが鵜などと同じく地球温暖化の中から湧き上がって出てきたのではないか、ということだ。

今や人類のあらゆる戦いの全線戦で最大の課題は地球温暖化への取り組みであり、最優先課題であるが、それを克服する道は、省エネや新エネルギーなど小手先の対策ではなく、200年来の資本主義という怪物的社会制度をどうするかである。この制度こそ地球温暖化の推進動力なのだ。

資本主義の打倒に成功しなければ地球温暖化は止められないし、ウイルスの永続的な蔓延も阻止できない。

近い将来のいつかではなく、今現在すでにブレーキの利かない段階に入ってしまったのではないかという疑いがある。

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2021年8月14日 (土)

地球温暖化

高知新聞8月11日号の社説「警鐘を対策強化に生かせ」の末尾の文章がよくわからない。

「エネルギー分野は、火力発電は国際的な縮小圧力を受け、原子力は安全性への懸念が強い。それだけに、再生可能エネルギーへの期待が膨らむ。技術開発や送電網の整備に時間がかかり早急な導入拡大は難しいとはいえ、移行へ向けた積極的な対応が求められる。」
「移行へ向けた積極的な対応」というが文脈から再生可能エネルギーへの「移行」をいうのであろう。

しかし、「地球温暖化」問題は何もエネルギー問題だけではない。再生可能エネルギーに移行しても、地球温暖化は収まらない。

問題は石油や石炭、ウランなどのエネルギー関係資源だけでなく、鉄鋼、森林などあらゆる鉱物、植物などの地球資源の乱開発と大量消費 を抑制することが問題なのである。ますます過熱化する地球資源の大量消費活動、それによる処理できない大量の廃棄物と汚染にブレーキをかけなくてはならないのである。

例えば大量の太陽光発電パネルを生産するしても又やがてそれらの大量の廃棄物化を処理するにも、あるいは電気自動車のための大型バッテリーを製造したりそれを廃棄したりするのにどれだけの地球資源を消費するか、その廃棄物でどれだけ地球環境が汚染されるか、それら総体による二酸化炭素の膨大な発生はどうするのか。

コバルトやリチュームなどのレアメタルなどの鉱物を発掘するのにどれだけのエネルギーを使い、どれだけ地球環境を破壊し汚染しているか。今の自動車を全部電気自動車に替えたとしたら、破滅的な環境破壊なしには、そんな社会に「移行」できないだろう。新聞社の幹部はそれぐらいのことは考えねばならない。

原発にしてもそれはただ「安全性への懸念」とか安全な稼働だけが問題になっているのではない。原発を建設しそれを稼働し、廃炉にするのにどれだけのエネルギーを使うか、どれだけの二酸化炭素を発生するのか、膨大な量の温排水が海水の温暖化にどれだけ寄与しているのか、原発は放射能だけではなく、二酸化炭素発生に関して火力発電との違いがどれだけあるのか。高知新聞の論説には知性というものが感じられない。

現代の人類は、公正に平等に生産物を分け合って暮らせば、さほどがつがつして働く必要はない。
衣食住が足り、医療や介護が行き届き、スポーツや音楽、学問研究の自由と余裕が保証されていればそれで十分であろう。

経済成長とかGDPとか資本主義(日本やアメリカだけでなくロシア、中国など国家資本主義)の論理に振り回されて地球資源を食い尽くし自分が作り出した熱波や洪水の中であえいでいる。
このままでは、人類破滅の大団円を迎えるのは、早くて10年か、遅くても数十年のうちのことであろう。

環境破壊の報いともいうべきコロナパンデミックでさえ押さえることはできないだろう。
我々が「移行」しなければならないのは資本主義から社会主義(ソ連・中国などスターリン主義ではない)へであり、資本主義を可及的速やかに終息させることである。

コロナ禍の今こそその移行を試みるチャンスであろう。国民一人一人に食料と医療や介護、教育を保証した上で、原発の廃止はもとより、自家用車の生産、武器の生産・・・をストップし、労働時間の大幅削減、食事は三食をやめて、二食に改め・・・・⇒ 経済の大規模スローダウンを実行しなければならない。

昔学生の頃、「25時」という小説を読んだが、もうすでに間に合わないかもしれない。ドラスティックな変革が起こらなければ人類はずるずると破滅に向かうと考えられる。やがてとかいつかではなく、我々の世代でその断末魔を経験する可能性が高い。

2019年国連での、スウェーデンの少女グレタさんの我々に対する鋭い叫び WE WILL NOT FORGIVE YOU  に真剣に答えなければならない。若い学生だけではなく年老いた「青年」たちも革命的行動に決起するべきであろう。

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2021年8月 5日 (木)

医療崩壊

際限なくコロナ感染が首都圏から全国に拡大している。ワクチンも満足になく手の打ちようがない。その中でガースー内閣は、中等以下の罹患者の自宅療養方針を発表した。

これは明確な医療崩壊の宣言である。今でも自宅療養者は数万人いるとのことであるが、これから先は原則として感染した国民は自宅療養にされ、死にそうになって初めて病院に運ばれる、病院では主として死亡確認が行われるということになるだろう。

 治療や療養が既にできないので棄民政策に転じたということである。国民の健康を守ることを放棄する政府は政府とは言えない。

 政府や総理大臣を名乗ることもやめてもらわねばならない。自宅療養にすれば家族が患者をケアしなければならない。病気は悪化するし、家族には確実に感染する。もはや国民は、政治行動に立ちあがり自公政権を打倒し、まともな政府を樹立しなければならない。医療の回復ではなく政治を取り戻す行動が必要だ。

オリンピックどころではない。コロナだけではない。これから次々と新たなパンデミックが襲ってくるだろう。医療を放棄する政府与党に1議席も与えてはならない。
そんなこともわからない国民は、死滅する以外にないだろう。

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2021年7月 6日 (火)

コロナ対策とオリンピック

野党が主としてコロナ対策かオリパラの開催かを都民に訴えた。

それはコロナ対策か経済かでも問われたが、広く例えば原発か電気かであり、大きくは戦争と大東亜共栄圏というもので、目的や「理想」のために犠牲を甘受するかというものである。

大東亜共栄圏を構築するために、巨大な戦費と膨大な人命、文化の破壊をやってもいいのか、日本を降伏させるために原爆を使っていいのか、美しい目的のために犠牲を覚悟してもらうという思想がオリンピックとコロナの問題である。

この古くて新しい難問にこたえねばならない。

回答。

 手段(犠牲)が悪ければ目的も悪い。犠牲を必要とする目的の達成はいかに美しくてもその犠牲が目的を汚しそれを破壊する。

 何故なら目的に達する道程(手段)もまた目的に含まれるからであり、美しい目的には美しい手段が必要であって、それと一体でなければならない。

 医療体制が崩壊し甚大な犠牲をもたらす可能性が濃厚なオリンピック、その予想される犠牲にもかかわらず開催するというオリンピックにはスポーツというもの以上の、その美名に核化された何か別の汚れた目的があるに違いない。

それはいうまでもなく、オリンピック関係の巨大な利権であり、日本政府関係者・ガースー総理の政治的目的・権力の存続がかかっているのである。

五つの美輪を無果花(いちじく)の葉とし、その陰の邪悪な目的のための忌まわしい犠牲(感染爆発)の要求なのだ。

美しい目的には清らかな道程(手段)が必要である。手段と目的を切り離してはならない。

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2021年5月 7日 (金)

端午の節

五月五日は端午の節。ものの本では、「陰陽争い,死生争う」日とあり、動植物が繁茂し疫病が多発する、として身を慎むものとされてきた。インドをはじめ世界各国が疫病の猖獗に見舞われ、日本でもこれを制御できない。

類的存在の人間の生きざまをすぐには変えられないから、このままではブレーキのかけようがない。政府もお手上げである。
根本的な解決は、治療薬がない現在、いうまでもなく人の交流を遮断し感染を止めることだ。

すなわち都市のロックダウン(ブロックアウト)を断行することである。その間検査を徹底し患者を隔離し治療することだ。

ブロックアウトを敢行するためには、食料など十分な準備が必要である。公共交通機関を全面的にストップし、公共施設や観光施設をすべて閉鎖する。もちろん飲食店やデパートも閉鎖、医療関係や食料などライフライン関係を除き、労働者はすべて出勤を取りやめ学校も全て休校とする。全国の都市部が死んだように静まり返る必要がある。

だが、現在の利権代表政府はこれが不可能だ。このままでは日本もインドのような無政府無医療状態の中で国民は死を待つ以外にすることはなくなる。日本の労働者階級はこのままコロナの魔手に掛かって無能政府とともに死んでいくのであろうか。

否である。今こそ日本のプロレタリアは、政府に代わって、コロナと全面的に対決し、人民の生きるべき道を切り開くべきである。
コロナと無能政府に対しゼネストで応え都市ブロックアウトを主導するべきである。コロナを克服する主力は都市の労働者階級以外にない。地方もそれに呼応し、積極的に都市の二重権力状況の創出を助けなければならない。

死滅するぐらいなら、プロレタリア革命を敢行するべきだ。
今や楠木正成が軍旗にしたという「非理法権天」(非道は理に勝てず理は法に勝てず、法は権力に勝てず、権力は天に勝てず)を逆掲し、天を民に読み替えて革命行動を起こすべきときである。

自民党権力はコロナに対し何一つ有効な対策を講じることはできない。断続的な全国的ゼネストを繰り返して都市のブロックアウトをする力は日本の労働者人民にしかない。我々は座視して死を待つべきではない。

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2021年5月 1日 (土)

日和佐の道の駅の閉鎖

コロナ感染が猖獗を極めている。インドをはじめ貧しい国や人々が大勢犠牲になっている。
日本も関西中心に第4波は不気味な蔓延が広がりつつある。

ノーベル医学賞を数多くとっている日本でワクチンが作られず、外国産のそれも接種率が数パーセントで途上国なみというのだから科学的頭脳と政治的頭脳のこのギャップに今更あきれる。

私は吉野川の危険な築堤事件で徳島に行ってきたが、いつも立ち寄る日和佐町の道の駅に入れなかった。

宍喰町の道の駅も閉鎖されていた。高知県の甲浦の海の駅は私が設置したものであるが、ここは大変繁盛していてマスクもしていない外来客がどやどやと入り込んでいるという。海の駅のすぐ横の空き地の白浜のキャンプ場も満員ということだ。めったに開業しない温浴施設(風呂)も営業していて住民らはあきれているという。

国や高知県は、「コロナ危険地域指定」というものも発令する必要があろう。
高知県は、コロナ陽性が非常に少ないというが、おそらく検査数が異常に少ないせいであろうと考える。
陽性者の数だけでなく何人検査したか分母をも発表すべきだ。検査しなければ罹患者は出てこない。県内各市町村の住民でこれまで検査を受けたことがあるという人はほとんどいないであろう。

県民70万人のうち、1万人がPCR検査をしたとしても僅々1.4%に過ぎない。
甲浦白浜は県立公園だ。近隣の徳島と同じように現在の状況では閉鎖すべきであろう。
室戸市の道の駅などもおいでおいでをやめないようだ。市役所玄関の検温器も何度試みても作動しない。

コロナの流行を軽く見ていれば日本もインドのようにならんとは限らない。遺体を野焼きしなければならない事態を想像してみよ。

こんな中でオリンピックをやるというのは正気の沙汰ではない。アスリートの皆さんも自主的に参加拒否の行動を取るべきだ。
科学者のレベルの高さは世界有数だが、政治家や国民の知的なレベルは世界最低クラスではないか。

コロナと原発の放射能で日本の歴史も終わるかもしれない。
この連休中は人と会わず、本を読み、抱えている事件の資料分析、それと山の畑でくわをふるって日を過ごすことにする。

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2021年1月12日 (火)

豪雪突破

2020年12月15日夜11時50分小樽港出航、21時間かけて舞鶴港に到着。日本海の時化で船は大揺れに揺れた。

夜10時舞鶴に降りたらボタン雪が降り注ぎ積もってこの地方一体真っ白の雪。110ccのわが単車は恐る恐る中国山脈を横断して神戸港に向かい、神戸・高松ジャンボフェリーに乗るべく雪中行軍を開始した。天空から降る雪は前方を真っ白に染めてカーテンのごとく閉ざし、路面は積もった雪がトラックなどのタイアで踏み固められて固く凍結し、山の竹笹は重い雪に押されて道路をふさぐ。

寒さは寒し、人家とてもなし、昔観た「八甲田山死の彷徨」の映画さながらだ。丹波山中を超えて雪が止み路面も乾燥してほっとして走っていると途中、明石の近く三木市で後輪のスパイクタイアがパンクしてしまった。朝4時頃であった。幸運にも近くに深夜インターネット喫茶があり修理屋が開店するまでそこで休んだ。

結局神戸港から夜7時45分、乗船し4時間後、17日深夜0時やっと高松港に到着した。それからは雪は全然なく、鳴門経由徳島市を通って朝6時ごろ東洋町甲浦につき支援者から朝ご飯をご馳走になり朝8時ごろ吉良川のあばら家に帰着した。駐車場には後援会長が待っていてくれた。

北海道では寿都町と神恵内村に「連帯NO2」の新聞を配布してきた。両町村とも吹雪のような雪が降りしきっていた。
神恵内村では町民・議員の方に喫茶店で温かいコーヒーを頂いた。
寿都町では活発な女性の方ひとりが配布を手伝ってくださった。ありがたいことだ。

日本海フェリーで21時間揺られ腹の中のもの全部吐き出した。そのせいで今も頭がふらふらしている。
コロナ感染を防ぐために単車は有効であるが、どか雪にはかなわない。
冬季、単車で北海道行きはもうこりごりだ。北海道内だけではなく中国山脈横断(日本海~瀬戸内海)も大変だ。

私の家庭は母子家庭であった。私の母は出稼ぎに丹羽の篠山の料理旅館で毎冬働いていた。冷たい川の水で洗濯をした
と言っていた。丹波の山中を通るたびに母の苦労を思う。

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2020年12月23日 (水)

コロナ禍対策

政府や地方自治体の政治家たちのうろたえぶりは滑稽である。
コロナウイルスの前に完全に無能力をさらけ出し、国の責任だ、東京の責任だ、国民の責任だ・・・とわめきあっている。

経済とコロナ退治と、二兎追うものは一兎も得ず、というのではない。経済と防疫の二者は相矛盾するものだ。
経済に力を入れればウイルスが広がり、ウイルス退治に力を注いで人の交流・経済活動を抑えると人が生きていけなくなる。
だからこの二者を同時に遂行するという戦略は誰が考えても愚劣な作戦である。
Go TO TORAVELLなどにより日本国中にコロナは浸透した。それはあたかもガースー総理自体がコロナの親玉になったようである。防疫が何より大事であるという判断がどうしてできなかったのであろうか。

それは現在においてそうであるが、日常不断に防疫と病気治療が何よりも優先するという政治哲学が現代の政治家に欠如していた。全国の保健所を大幅に縮減したり、医療・特に防疫についての施設やそれにかかる予算や人員を削減したり、やることなすことが全部今日のコロナな猛威に手を貸すことばかりだ。

インバウンド4000万人だ、爆買いだ、大型客船だといって有頂天になって、そのインバウンドが持ち込んでくるありがたくないお土産の対策は、全くしない、あるものも縮減する。

医療体制のひっ迫だけでなくその根底の政治哲学がひっ迫しているのだ。
原発もそうだ。原発が生み出す巨大な電力に目がくらんで、それによって出来する巨大な事故、また、使用済み核燃料・膨大な核のゴミについては何の対策もない。人類を滅亡させかねない原発事故や核廃棄物については何も考えず今も原発を稼働させようと構えている。

コロナウイルスと原発、インバウンドなどによる経済の賑わいと巨大電力、だが、ヒューマニズムの観点が明確であれば、パンデミックと放射能の蔓延による人類の災厄は歴然と見えたはずだ。

人類が類的存在をやめるわけにはいかないが、その存在の在り方・人類の生存とその環境の保全を優先しない資本主義的社会・資本家階級の世界支配に弔鐘を鳴らさなくては、世界戦争だけでなくウイルスと原発にっよってもいづれ人類は死滅するだろう。

ガースー総理がゴーツーキャンペーンをやめようとしなかったのは当然である。

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2020年11月22日 (日)

コロナと社会変革

コロナが猛威を振るいだした。アメリカのような爆発的蔓延の前兆であろう。
政府はGo to キャンペーンをやめようとしない。札幌(北海道)、東京、大阪を中心としてコロナは拡大し続ける。

Go TOキャンペーンが拍車をかけている。政府はマスク食事とか笑うような方策を提言するだけで止める方法をしらない。医療体制は崩壊するだろう。医療スタッフ自身が罹患し倒れるだろう。

現代の人類社会がこのままでは感染性ウイルスに永続的に侵され続けるだろう。パンデミックの絶え間ない襲来は、政治的経済的、そして社会的な変革、人類史的変革を起こさなくては収まらないということだ。

大都会への資本の集中、人口の集中・・・をやめねばならない。子供たちや高齢者の地方への避難・疎開から始め人間の地方への分散・拡散移住がなされねばならず、国内的にも国際的にも人間の交流・移動が制限され、あるいは無用になる

。大量生産・大量消費の時代は終わるだろう。原発や核廃棄物の問題は残るとしても、自然破壊や環境破壊も収束するだろう。
人は自給自足を基本にして生活せねばならない。人類の文明史的転換が意図すると否とにかかわらず必然的に起こるだろう。

集中ではなく分散、大量ではなく適量、競争ではなく小協同、独占ではなく平等、権力ではなく対話、…等々現代社会の思考や行動基準が変換されねばならない。、

コロナという敵に打ち勝つには、これまでのような生活、これまでのような社会の在り方ではとても歯が立たない。
薬やワクチンではなく、社会変革的行動のみが正しい治療方法だ。人は荒れなんとする田園に帰らねばならない。

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2020年7月 4日 (土)

コロナパンデミック

東京都をエピセンターとするコロナパンデミックはやはり収まる気配がない。
東京アラートなど口ばかりの対策では歯が立たない。

緊急事態宣言を出しても、国民に営業などの自粛や三密の禁止を呼びかけるだけで無為無策でとおし、宣言解除後も天運を期待する以外何もしない、アリバイ的なPCR検査をしてお茶を濁してきただけだった。今コロナが政府や都政のまやかしを笑うかの如く再び顕然と跋扈するに及んでは、再び宣言を出すわけにもいかず、お手上げ状態に立ち至った。

先だって維新の大阪府知事が愛知県知事の発言(大阪も医療崩壊)をとがめていたが、コロナパンデミックに関する限り医療は歯が立たないという現状、崩壊どころか医療無力の状況は続いている。吉村知事こそ世界のコロナの脅威を認識できていない。

何よりも今は、徹底的な検査が必要だ。経済活動を続行するにしてもすべての職場、すべての公共機関、すべての地域で全国民的な検温とPCR検査が実施されねばならない。

電車・バスなど公共交通機関に乗車する開札口前では必ず検温をし高温の者は乗車させないという対策が必要だ。

役場など全ての公共機関の玄関で検温体制布くべきである。10年ぐらい前インフルが猛威を振るった時、私たちは役場の玄関前で職員全員を検温し、高熱の者は入らせなかった。それぐらいのことはすぐにできることだ。

その体制を構築するためにはボランティアの市民に呼びかけまた、自衛隊を動員することだ。そのうえで感染者やその疑いのあるものは隔離し、万全のケアの下で自然回復を図る以外にない。

最近の東京の感染者拡大について都知事や政府は検査に原因があるかのようにコメントしているが、もってのほかだ。高知県のようにほとんど検査をしなければ感染者は永続的に0となり知事は毎夜枕を高くして寝ることができる。

病気は早期発見、早期治療が大原則で、エピデミックでは特にそれが重要だ。
無能で楽ちんを願う為政者のために国が亡びるかもしれない。

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