幾たびか nobless oblige
News & Letters/409
この年になって、町長選挙か、もうやめちょけ、という声が聞こえるなか、
私は今3度目の東洋町長選挙に臨んだ。
今日が投票日で勝敗は誰も分からない。
だが、相当食い込んだことは事実だろう。
私が町長選に出たのは、第1に現町政に対する批判であり、
第2は、無論、当選して行政を実際に担当するためである。
第1の目的はほぼ達成されたと思う。市民新聞や後援会ニュースで現町政の問題点を明らかにした。街頭演説でも正々堂々と利権行政などを批判した。
第2の目標が達成されるかどうかは今の時刻では分からない。
私の様な戦前に生まれた人間が第1線で戦闘をするというのは、気恥ずかしい気もするが、しかし、年老いても、なさねばならないことはやる、ということだ。
外にやる人がいないから私がやるのである。
私はそれなりに高等教育を受け、親や家族、社会の恩恵を受けて人となった。
その恩に報わなければならない。曲がりなりにも高等教育を受けた者は、それ相当の国家社会への奉仕がなければならない。この混濁の世を横目に見ながら安穏と老後を養うわけにはいかない。
倒れて息を引き取るまで、この世に正義人道を打ち立てるために闘う義務がある。ファシズムに対して闘って死ぬるのはむしろ老人こそふさわしい。犬歯錯綜の戦線の前へ出て敵弾の盾となるのは老兵の役割だ。nobless oblige (noble obligation) いやしくも自分をインテリだと思う者は、常に前線に立て、という意味だ。
戦線。それは選挙であり、各戸ビラまきであり、裁判であり、開示請求であり、・・・・
反戦・反核、環境問題等種々の対権力大衆闘争である。
党は前へ、共産主義党員は常に最前線に立て。
平成27年4月26日午後5時45分
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