ローカルエネルギー

2024年3月20日 (水)

ようやくブログ再開しました。

昨年8月9日早朝の放火によって再び全財産を再び失って以来本部ログを再開することができなかった。
ただ新しいパソコンをネットにつなぐ技術がなかったからである。今日有能な友達が現れれて、全面的に機能が回復した。

昨今の情勢は内外ともに希望するところとは逆方向にすべてが進んでおり、その世のすがたは、
すさまじいスピードで人類史終息への不退転の機関車のようだ。

地球灼熱化は南海地震や原発、ウクライナ戦争どころではない。地球という球が爆発するような危機だ。
その原因が資本主義であることもわかっている。だが、やめられないのだ。
はるかとおい未来には地球の生命も尽きる時が来るだろう。しかしそれは灼熱とか爆発とかではなく、
冷え凍って生物が生存できなくなるからだと考えられていた。

だが、今は、地球がいつ爆発するのか、いつ地球表面の熱さで生命が焼けこげ、煮沸されて死んでいくのかという問題として今の人類に迫っているのである。
十年先、二十年先の人口はどうなるのか、子供の人数はどうかなどと言っているが、それよりも、地球灼熱化の激烈な運命はどうなるのかを問うべきであろう。
地球灼熱化を止めることは不可能だ。しかしそれに少しでも長く耐えられるよう準備をしなくてはならない。

少しでも、である。生き延びる期間はせいぜい10年間程度であろう。熱射は人間の営為を根本から変改を迫る。

米麦、芋、豆など作物も激しい熱射で育たないだろう。作物を熱射から守るための膨大なネット・・・・。
様々な天変地異で今の居住地帯から撤収しなければならない。
山に洞穴を掘って暮らすことになるだろう。・・・・・・死滅に向かっては人類は平穏理に終活を完了することは難しい。

弱肉強食のおぞましい断末魔を見せることになる可能性が高い。地球は地獄と化す。
そうなって初めて人類は資本主義という悪魔の論理(資本のあくなき増殖)を持つ制度に気が付くのかもしれない。

いづれにしても、もう「25時」を過ぎた。

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2021年10月 1日 (金)

革命的左翼


私も所属していた日本の革命的左翼はそれなりに存在意義があり、私の人生に大きな影響を与えてきた。

しかし、反省点がある。第一に原子力産業に対する批判がほとんど欠如していたこと、第二に今もそうであるが、地球温暖化問題にほとんど無関心であることだ。

第1の原発問題については遅まきながら取り組みがあるが、反原発、反核の運動の主流にはなっていない。

第二の地球温暖化問題については、これが現代最重要問題であり資本主義の害悪の最たるものであるにもかかわらず新左翼の論文や戦略的理論にほとんど反映されていない。

あと十数年、長くても数十年で地球上で人類が生存できるかどうかわからなくなるということが進行しているのに、貧困とか戦争とか恐慌とか民族、差別問題、・・・いう従来の問題しかテーマに上がっていない。

地球温暖化問題が深刻化する中で従来の問題はもとよりより一層弱い立場の者にその負担と苦しみがかぶさってくるのであるが、地球温暖化の推進力が産業革命以来の資本主義であり、特に最近のグローバリゼーションの飛躍的発展(新自由主義)が二酸化炭素などの驚異的な排出となり、気候変動の悪化が引き返すことができない時点に差し掛かっているという切迫した事態にあるという認識、危機感が新左翼の雑誌に全然載っていない。

そういう点ではもはや新左翼とは言えない。存在意義がなくなったというしかない。

急速な気候変動、二酸化炭素やメタンガスの排出、それによるコロナなどのウイルスの蔓延も含む環境破壊の劇的な深刻化(世界戦争を含む従来の様々な矛盾の爆発)を止めるために、資本主義的政治社会制度の急速な共産主義社会への転換が必要なのである。

反帝国主義、反スターリン主義の旗幟を高く掲げ地球を救うために、世界の労働者人民と手を組むことの必要性が今以上に大事な時はないのである。

資本主義は人間(プロレタリアート人民)を搾取し続けるだけではなく、地球(資源)の大規模な略奪・破壊を永続的に推し進めなければやまないのである。すべての戦線で、独自の課題に対決しながら、地球温暖化問題を正面に据えて資本主義という怪物との闘争を組まねばならない。

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2021年8月14日 (土)

地球温暖化

高知新聞8月11日号の社説「警鐘を対策強化に生かせ」の末尾の文章がよくわからない。

「エネルギー分野は、火力発電は国際的な縮小圧力を受け、原子力は安全性への懸念が強い。それだけに、再生可能エネルギーへの期待が膨らむ。技術開発や送電網の整備に時間がかかり早急な導入拡大は難しいとはいえ、移行へ向けた積極的な対応が求められる。」
「移行へ向けた積極的な対応」というが文脈から再生可能エネルギーへの「移行」をいうのであろう。

しかし、「地球温暖化」問題は何もエネルギー問題だけではない。再生可能エネルギーに移行しても、地球温暖化は収まらない。

問題は石油や石炭、ウランなどのエネルギー関係資源だけでなく、鉄鋼、森林などあらゆる鉱物、植物などの地球資源の乱開発と大量消費 を抑制することが問題なのである。ますます過熱化する地球資源の大量消費活動、それによる処理できない大量の廃棄物と汚染にブレーキをかけなくてはならないのである。

例えば大量の太陽光発電パネルを生産するしても又やがてそれらの大量の廃棄物化を処理するにも、あるいは電気自動車のための大型バッテリーを製造したりそれを廃棄したりするのにどれだけの地球資源を消費するか、その廃棄物でどれだけ地球環境が汚染されるか、それら総体による二酸化炭素の膨大な発生はどうするのか。

コバルトやリチュームなどのレアメタルなどの鉱物を発掘するのにどれだけのエネルギーを使い、どれだけ地球環境を破壊し汚染しているか。今の自動車を全部電気自動車に替えたとしたら、破滅的な環境破壊なしには、そんな社会に「移行」できないだろう。新聞社の幹部はそれぐらいのことは考えねばならない。

原発にしてもそれはただ「安全性への懸念」とか安全な稼働だけが問題になっているのではない。原発を建設しそれを稼働し、廃炉にするのにどれだけのエネルギーを使うか、どれだけの二酸化炭素を発生するのか、膨大な量の温排水が海水の温暖化にどれだけ寄与しているのか、原発は放射能だけではなく、二酸化炭素発生に関して火力発電との違いがどれだけあるのか。高知新聞の論説には知性というものが感じられない。

現代の人類は、公正に平等に生産物を分け合って暮らせば、さほどがつがつして働く必要はない。
衣食住が足り、医療や介護が行き届き、スポーツや音楽、学問研究の自由と余裕が保証されていればそれで十分であろう。

経済成長とかGDPとか資本主義(日本やアメリカだけでなくロシア、中国など国家資本主義)の論理に振り回されて地球資源を食い尽くし自分が作り出した熱波や洪水の中であえいでいる。
このままでは、人類破滅の大団円を迎えるのは、早くて10年か、遅くても数十年のうちのことであろう。

環境破壊の報いともいうべきコロナパンデミックでさえ押さえることはできないだろう。
我々が「移行」しなければならないのは資本主義から社会主義(ソ連・中国などスターリン主義ではない)へであり、資本主義を可及的速やかに終息させることである。

コロナ禍の今こそその移行を試みるチャンスであろう。国民一人一人に食料と医療や介護、教育を保証した上で、原発の廃止はもとより、自家用車の生産、武器の生産・・・をストップし、労働時間の大幅削減、食事は三食をやめて、二食に改め・・・・⇒ 経済の大規模スローダウンを実行しなければならない。

昔学生の頃、「25時」という小説を読んだが、もうすでに間に合わないかもしれない。ドラスティックな変革が起こらなければ人類はずるずると破滅に向かうと考えられる。やがてとかいつかではなく、我々の世代でその断末魔を経験する可能性が高い。

2019年国連での、スウェーデンの少女グレタさんの我々に対する鋭い叫び WE WILL NOT FORGIVE YOU  に真剣に答えなければならない。若い学生だけではなく年老いた「青年」たちも革命的行動に決起するべきであろう。

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2021年7月28日 (水)

暑い夏

暑い夏がやって来た。五輪のさなか、コロナのパンデミックはますます増大している。東京の罹患者数は驚異的だ。

日本全体が東京化する可能性もある。このパンデミックは地球の生態系破壊・崩壊の結果であろう。CO₂の高濃度、温暖化・異常気象による豪雨洪水、高温、山火事、原発爆発、放射能の蔓延、・・・産業革命以降世界の資本主義の発展によって地球環境そのものが破壊され食い尽くされてきた。

グレタ・ツーンベルクさんの叫びがむなしく響いている。大人たちは、オリンピックの騒ぎをやめようとしない。
地球が破滅に瀕しているその間、人類の人口の数パーセントの栄耀栄華のために、残りの90%以上の人類が飢餓や貧苦の中にあえいできた。

その元凶は資本主義(帝国主義)なのだ。常に発展と成長を願い、利潤追求を唯一の使命とする資本主義(帝国主義)をやめない限り地球は救えない。

今資本主義が問われれている最中に大河ドラマで渋沢栄一が登場している。日本資本主義発祥のリーダーをたたえるときであろうか。

資本主義は商品生産の原材料の確保のため発展途上国を徹底的に食い物にし、原材料と製品の市場をめぐって二度の世界大戦を含め数多くの戦争を繰り広げ夥しい血を地上にしみこませてきた。資本主義は、あらゆる鉱物を掘りつくし、世界中の熱帯雨林を滅却し、川も海も大気までも汚染し今や人類の生存そのものでさえ脅かしている。

二酸化炭素だけではない、凍土が解けシベリアのメタンガスが噴き出した場合にはもはや防ぐ方法はない。爆発的な大気の温暖化(過熱化)が起こるのは、もうまじかではないか。グレタさんの悲痛な叫びが聞こえる。

飛行機をやめよ、自家用車をやめよ、新幹線を止めろ、これらの製造をやめよ。バスや電車を無料にせよ。原発や石炭火力発電をやめよ。武器の製造・販売をやめよ。人は、夕食をやめて朝と昼の二食制にせよ。肉食を大幅に制限せよ。電気の使用量を半減せよ。廃材の利用・断熱材の採用を・・・・ドラスチックな生活の変革が必要なのである。

太陽光発電にしても原発や化石燃料の発電よりはましであるが、パネル製造のためにまた使用済みパネルの廃棄のために膨大な二酸化炭素を発生するし、電気自動車も高性能のバッテリーの製造のために多大な資源と二酸化炭素発生を必然にする。

一番大事なことは、人間が自然に適応し、資源をできるだけ使わないようにすることが肝心なのである。
食事を朝夕二食にすれば食費が大幅に削減され血液検査の結果が驚異的に改善し、免疫力が飛躍的に高まり病体が健康体に転化する。

国民経済的には、食糧事情は好変し、余剰食糧は途上国の人類を救済するだろう。
そして何より、二酸化炭素や放射能の源泉である資本主義を廃止せよ。

ここ数年のうちに、二酸化炭素を大幅に削減し0にするために人類はあらゆる努力を惜しんではならない。資本主義に依拠するあらゆる政治勢力をこの世よから一掃しなければ、人類は資本主義とともに滅亡する。シベリアのメタンガスが噴き出したら、人類は死滅する以外にない。

資本主義をやめてどうするのか。
共産主義とか社会主義とか言われる国があるが、これらの国は全く共産主義でも社会主義でもない。ロシアも中国も北朝鮮も国家資本主義的な全体主義国家に過ぎず、資本主義の異形である。国家資本主義では、生産手段は国有化されるが、国有化だけでは社会主義ではない。

社会主義(共産主義)は疎外された労働が止揚され、搾取のない、自由な社会でなければならない。あくなき成長戦略は廃止され、グローバル・サウスという発展途上国への植民地主義的支配と搾取による人間の奴隷化、地球資源の収奪・枯渇化をやめさせなくてはならない。

先進国の一部富裕層の資本主義的略奪を止めるためには、今の政治手法・制度では、不可能である。今の国会や地方議会では何の役にのたたない。これらは金権腐敗勢力化しているか地域利権代表化している。二酸化炭素や放射能で追い詰められた地球を救済しようという意思もなければ何の知性もない。

現代社会を変革し、地球規模の環境破壊を阻止するために街頭に出て戦う者たちの直接民主主義が必要だ。
学生や労働者が再び学園から職場から街頭に出て赤旗をへんぽんと翻して前進する必要がある。

全国各地にパリコミューンが必要だ。直接民主主義でなければ地球を救えない。
ジャンヌダルクのようなグレタさん、彼女にすべての青少年が、大人や年寄りが、呼応しなければならない。

帝国主義に発展した腐朽しきった資本主義(国家資本主義化したスターリン主義も含め)を直ちに打倒せよ。

   Down with Imperialism , Down with stalinism !

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2015年1月 8日 (木)

生き方の研究

News & Letters/391

福島の原発事故は原発を容認してきた我々の生き方を問うものである。
原発を廃止すればいいというものではない。現代の文明を根底から考えなおさねばならないと思う。

鳥インフルで宮崎県の養鶏場でおびただしい鳥が一つの鶏舎で飼われている情景がテレビで映し出されていた。そんなところで病気が伝染するのは当然であろうと思われた。
人間の、特に日本人など「先進国」の人間の飽食のために莫大な費用がかかり、大量の穀物、大量の水、大量のエネルギー・・・が費消されている。原発を支えているのは、そういう飽食の文化であり、際限のない人間の欲望の文明なのである。
それをやめなければならない。

例えば人類が、特に先進国という国の人類が一日3食のところを夕食をやめて朝食と昼食の2食にすれば、どうなるであろう。人間の消費生活の消費が激減するのではなかろうか。
夜の飲食店街の灯(火)が消え、繁華街から人が消えるであろう。
夜は全く静かになり、犯罪も激減するだろう。電気や油などのエネルギーの消費も激減するであろう。

人間は朝と昼の2食で足りるのではないか、夜は断食をするか、ごく少量の果物を食べる程度に抑えた方が体のために良いのではないか。その方がいいという本も出ている。
欧米では fasting という。

夜満腹のまま就寝すれば胃腸など消化器官が重労働となり、心臓も激しく稼働しなければならない。夜人間の満腹感を満たすために大量の食糧が必要でありそのための生産や調理やらで大量のエネルギーが必要で、それで原発も必要だということになる。その満腹感の充足のため肥満となり糖尿病など多くの病気を抱え莫大な薬を投与することになっている。
世界では幾億人の子供たちが飢餓で苦しんでいる。

そういうわけで、私は新年の元旦から夕食を取らないことにした。朝と昼にだけ食事をしている。個人的にいえば夕食代が節約され、夜よく眠れる。
今晩で7日目だ。いつまで続けられるか実験中である。
こうでもしなければ、自分という人間の生き方を変えることができない。

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