国政問題

2024年11月12日 (火)

欲望と権力欲の権化はいかなる公職も不適当だ

10月27日の総選挙の結果を国民民主党の玉木代表が無茶苦茶にした。国民の希望を踏みにじる点で、日本憲政史上最大の汚点を残した。多くの政治評論家が一致するところだ。

問題はこの男の最近明らかにされた不倫問題だ。謝罪と弁解の大わらわだ。
奥さんや家族への裏切りであることはもとよりだが問題は愛人に対してどのような話をしているのか。
その愛人は、玉木の欲望のはけ口にされただけなのか。妻ではなくその愛人を本当に愛しているのであれば、妻と離婚し愛人と結婚すべきではないか。

自分と愛人に対して誠実にし、真実に従うべきであり、政治的立場が危うくなるので、妻の元に返るべく謝罪を繰り返す姿は、自公政権延命に手を貸す政治上の裏切り以上に人間として無節操でペテン師的ではないか。だからこの男は根本から腐っているというべきだ。
いかなる公職も不適当だ。欲望と権力欲の権化であって政治家でも人間でもない。

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2023年5月 1日 (月)

安倍晋三「暗殺」事件の評価


安倍晋三元総理は奈良市の駅頭で銃弾を受けて非業の死を遂げた。
この襲撃行為は多くの市民らの面前で行われたから暗殺ではない。
謂わば公然殺、公殺だろう。この公殺を評価するものと否定するものがあるのは当然だろう。

大老井伊直弼が桜田門外で襲撃されたのも公殺だろう。
井伊直弼の公殺を非難する者はいない。当時の討幕派の志士たちは小躍りして喜んだ。政敵にとっては、安倍晋三の死は喜ぶべきことだっただろう。したがって彼を襲撃した行為はすばらしく、英雄的なことだろう。表面はともかく心の内ではうれしいことだったに違いない。

安倍の支持者はもとより、政治の世界で暴力を行使することを嫌忌する方々もこの襲撃を非難してやまない。それではお前はどう評価するのか。その評価をすることは難しい。

私は、安陪の政治的な死について大いに喜ばしいと思う。その極右的思想及び統一教会と自民党の関係には大きな打撃になったことは喜ばしいことだ。だが、この公殺という方法を支持するべきか。

今の政治状況で政治的目的を実現するために人を殺傷する以外に方法がなかったかのか、桜田門外での襲撃はあのような大老の強権を逃れるにはおそらくそれしかほかに方法はなかったであろう。

今日言論が自由で政治活動がほとんど無限に許される状況では、公殺という手段の選択が許されるという評価は極めて困難だ。例えば西大寺の駅頭を数百人の大衆で包囲し、言論や示威行為で騒然化するなど安倍の行くところ何処でも怒号などで圧倒する行為を繰り返す・・・そういうやり方もあったのではないか。

どんな悪人であってもその命を奪うことはしてはならない。我々は安倍晋三らの極右連中に運動的に負けていたのであり、運動の足らなさを人殺しで回復しようというのは卑劣のそしりを免れない心情的には、よくやったと言ってやりたいが、困難な道を歩むべきだった。

すなわち大衆運動で勝つ方法を選ぶのが革命の大道なのである。もちろん澎湃と上がる大衆の革命的決起の中で悪徳政治家や圧政者が倒される
のはごく自然なことだ。

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2023年4月 3日 (月)

危機感欠如の高知新聞記事


本年4月2日付高知新聞の地球温暖化についての論評は極めて危機感が欠如したものである。

国連の気候変動に関する政府間パネルの報告書について、という事である。

今世紀末の気温上昇幅を産業革命前の1.5度に食い止めるためには、2030年に二酸化炭素排出量を現在の半分に削減する必要があるなどの報告を紹介するが、危機感が見られない。

二酸化炭素を半減するという目標は不可能であること、日本政府も国民もそのための生活方法、産業構造の変換などは全く考えていないこと、このことの指摘は何もしない、高知新聞の危機感のなさも明らかであろう。

地球温暖化対策には二つの面がある。二酸化炭素を削減するという面と、現に進んでいる温暖化対策の面である。

今年も世界各地で耐えがたい猛暑が襲来してくる。日本でも40度を超える灼熱が襲ってくる。劇的な気候変動への対策を具体的に進めなければ、灼熱による冷房のない家屋での生活不能、飲料水の枯渇、田畑の旱魃、作物の収穫不能、豪雨による山の崩落、大洪水、巨大台風の襲来など止めどもない自然災害・・・・これらへの対策をしなければならない事態になっていることについて論じなければ危機感は生まれない。

例えば田畑に熱射を防ぐ防熱遮蔽ネットを用意する、干ばつに備え池や地下タンクをつくる、総ての家庭に冷房設備を用意する、裏山にトンネル型穴居住居を掘る、・・・・・

また、二酸化炭素を削減するためには、自動車や船、航空機などの利用や生産を大幅に削減するという抜本的な生活や産業構造の転換が必要であるが、高知新聞の記事にはそんなことは示唆することさえできない。

そして何より、ロシアによるウクライナなどでの侵略戦争や日本を含む世界各国の軍拡競争が、そしてまた、原発の世界的な稼働が、地球温暖化にいかに
大きな悪貢献しているかについて言及しなければウソになる。

かつての橋本大二郎知事らが原発を支持する理由として原発が地球温暖化を
抑止するなどと言っていたが、とんでもない。原発は放射能をまき散らすだけでなく、その稼働までに膨大な化石燃料をを使う事実、稼働中には膨大な温排水を出すことも没却してはならないのである。

自動車を使い、電気を使っている自分のことを棚に上げてこのような他者への批判を書くことには躊躇を覚えるが自分の事も含めて現代人の危機感のなさ、無責任さには慙愧に耐えない。

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2023年1月21日 (土)

無罪判決

東京高裁は地裁に続いて福島原発事故による数多の殺人事件について刑事責任の被告を全員無罪にした。

その理由は、政府の調査機関(地震調査研究推進本部)が発表した長期評価が当時として対策を講じるほどの確実性はなかったとするものであるが、この判断は民事(昨7月東京地裁株主訴訟、昨6月最高裁判決)事件の判断と根本的に相違するものであった。

まず第一に、原発を稼働させること自体に犯罪性がある。
⓵原発稼働によって施設から大気や海洋に放射能がまき散らされること、
②また、処理することができない超危険な使用済み核燃料を産出することであり、その廃棄物は広範な範囲の周辺住民や不特定多数の国民に危害や損害を与える。
③周辺住民に事故による被害の脅威が日常的に与えられ続ける。
原発稼働の責任者はこれらだけでも十分重罪に処せられる理由がある。
まして、実際にその稼働によって事故を起こし、それを防止できなかった結果多数の人間を殺害したのであるから当然極刑に処せられるべきであった。

津波だけでなく、地震動によって配管などが毀損されていたという事実もあり、無数の配管などがぶら下がって稼働する原発では些細な地震でも重大事故に
つながる損傷がありうること、またそれを防ぐことは不可能であること、その不可能性を認識してそのうえで稼働していたのであるから、これはほとんど故意か少なくとも未必の故意というべきだ。

人通りの多い繁華街を速度制限を無視して猛スピードで車を走行させること、そして実際そうして事故を起こし多数の人間を殺傷した場合、無罪で済むだろうか。いったん事故が起こればその機会も事故も制御できず、何万何十万の人間の死につながるという機械の稼働をh会は許すべきではないし、ましてその機械が正常に稼働しても、放射能をまき散らし、どうすることもできな使用済み燃料という放射能の塊を作り出す、こんな人類滅亡にもなる危険物をもてあそぶことを犯罪として裁けない裁判所は何の価値があるだろうか。

今回の判決は、資本家とその権力機関の走狗化した裁判所の哀れな姿がさらけ出された。

政府の巨大地震についての長期評価の認識の程度がどうであれ、テロや敵勢力による攻撃は固より、原発を稼働させておれば大地震はいうまでもなく中小の地震でも、あるいは経年劣化によっても、配管や原子炉などが毀損し重大事故につながるという認識は、誰でも持っていたことであり、その事故が実際におこったのである。

政府の巨大地震の長期評価を知っていた以上は故意であり、対策を講じなければ大変なことになるかもしれないという認識ぐらいはあったはずだから、少なくとも未必の故意という犯罪の範疇で処罰されるべきだ。

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2023年1月 7日 (土)

反動の時代

新年を祝いたいが、心から祝えない。
岸田内閣の極度の反動政治が止まないが、それよりも恐ろしいのは、地球温暖化(地球遮熱化)である。

 

最近の新聞やテレビを見ても、地球遮熱化についての記事も、それへの対策についての論議もほとんどのらない。

 

今冬の厳しい寒さを見ても、今夏の厳しい酷暑の到来が予想される。
嵐のような気候変動の波は、毎年毎年厳しくなっているが、化石燃料の消費は加速しさらに増大している。

 

極地や高山の氷はどんどん融解している。
地球は終わらないがその上の生物の終わりが近づいている。

 

暑さのために水が枯れ、暑さのために作物が実らず、暑さのために家で住めない、暑さのために海面が上昇し、暑さのために生態系が破壊され、・・・・ここ数年から10数年の間に地獄のような世界で人類はのたうち回る、
そのような予感がしてならない。資本主義が廃絶されないかぎりこれは止まらない。

 

だけど政治家も、宗教家も、マスコミも、学生や学者先生たちも何も語らない。
目の前の快楽に酔いしれてわずかな先の未来のことも見えないのか。
その点ではロシアのプーチンや北朝鮮のお坊ちゃんと同じではないか。

 

少しでも生きながらえるために、化石燃料の使用を全面的にやめ、車などの生産、利用をやめ、全市町村に地下に巨大な貯水槽を構築し、田畑に防熱ネットを準備し、山の中腹に横穴掘って住居とする・・・・

 

地球遮熱化の対策を急がねばならない。地球遮熱化の過程では異常な自然現象の激発だけでなく人類社会での軋轢の激化、すなわち各地で戦争・内乱の激発も起こるだろう。ウクライナでの戦争もその予兆かもしれない。

 

ヒットラーとかプーチンやトランプのような異常な人間が政治家として成功し、民主主義をめちゃくちゃにし、核兵器などを躊躇もなく使いだす。人類が倫理性を完全に失陥する時代が到来し、差別・迫害が日常化する

 

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2022年10月 1日 (土)

続安倍国葬


多くの国民の反対の声を無視して安倍元総理の国葬が挙行された。これについていくつかの批判的な論評を読んでみたが、すっきりとした読み応えの
あるものはなかった。曰く、民主主義を揺るがす、とか、三権分立の無視だ、とかである。
三件の内の行政権(内閣)の独走態勢は岸田や安倍など今に始まったものではない。
三権分立を学ぶ小中学生でも近代民主主義国家(ブルジョワ体制)の構造自体が三権の中行政権の優越性を担保していることはすぐわかる。
衆参国会で多数を取った者が行政権を握るのであり、最高裁の裁判官の人事は内閣が握っている。議会が内閣を正中するといっても、与党の支配する議会は権力に迎合するだけで、行政権の独走を止めることはない。司法の最高峰の最高裁も時の権力におもねるから行政にブレーキかけず、むしろそれを
擁護する。最高裁だけでなく全国地方裁判所、高等裁判所が行政に係る訴訟で国民の側が勝訴することのない実態は最高裁事務局に裁判官の人事
が握られているからである。これが小学生でもわかる現在の国家の構造だ。国会議員の選挙でも結局は、金力と血脈が優勢である。
日本だけでなく世界各国の現行の法律のもとで行政権の専断的横暴を止める方法がない。いくら法令があっても権力はそれを無視しても大丈夫。
まして法令がないところでは権力のしたい放題だ。行政権独裁が現行憲法の建前である。権力自らが抑制的であることは期待するだけ無駄だ。
地方自治体には住民の監査請求制度があり、ある程度は裁判にまで持ち込めるが国にはそんな制度もない。

、、前途程遠 馳思於雁山之暮雲(前途ほど遠し 思いを雁山のゆうべの雲に馳す)
  後会期遥 霑瓔於鴻臚之暁涙(後会期すこと遥かなり 瓔(えい 糸へん)をうるおす鴻臚の暁の涙に)

平忠度が都落ちの折、歌を託し俊成卿のもとから去っていくとき、馬上高らかに歌ったという和漢朗詠集の一詩が私にも聞こえてくる。

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2022年9月 6日 (火)

安倍元総理の横死

安倍元総理が奈良の駅頭で銃撃を受け横死した。

第一に、このことによって日本の保守政党が根底から揺れている。
安倍だけでなく自民党そのものの「国葬」、自民党と安倍晋三の合同葬が必要だ。自民党は解散すべきだ。衆参両院も解散して選挙をやり直すべきだ。

統一教会や創価学会など宗教団体の支援・連携がなければ議員当選はなく、国会で多数党ではありえなかった。

反社会的な団体の資金とスタッフ応援・集票活動がなければ存立できなかった腐敗した政党を国民は支持してはならない。

第二に、宗教団体の本質的な姿が統一教会であり、政治にかかわる他の宗教団体だけでなく、宗教団体そのものの金権体質が問われている。葬式や法要などが資金収集のネタであり、先祖供養や極楽往生などというほらを吹いて民衆をたらしこむのであるから、悪質だ。罪業深き民衆を救うという大乗仏教そのものの罪業が問われる。

第三に、警察の警備体制であるが、全く機能していない状況が露呈した。
これは警察だけでなく自衛隊など防衛関係組織の堕落した姿ではないか。
「警護改善」とかで都道府県警にまかせず、警察庁が関与するという方式に変えるそうだが、しかし、奈良の駅頭で起こったことは、上位下達を徹底すれば解決するような問題ではない。

野球でもサッカーでも卓球でもおよそスポーツ競技を少しでもやった人は、自己の守備範囲で大きな死角を作ることがどういう結果を生むか小学生でもわからない者はいないだろう。指揮系統の整備ではなく警察官たちにスポーツを推奨した方がいい。

これが軍隊であれば国が亡ぶかもしれない。それは警備(試合)をしている、敵と戦っているという意識そのものが喪失しているのだ。
このことは、政党や国の官僚組織、市町村の役場の組織でもおこっているのではないか。責任ある役人たちが、警戒すべき相手になれあい、金権に鼻までつかり正邪の分別もつかず、自己の任務を亡失している姿、それが奈良市西大寺駅頭の状況であった。もっともそれによって安倍晋三・自民党の反社会的団体との関係が暴かれたのだから何とも言えない。  

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2022年8月 8日 (月)

橋下元大阪府知事らの見解

私は東洋町役場にいるとき、核武装を掲げるある政治団体が町内の公共施設を会場として貸してくれと言ってきたとき、
問答無用でその申し入れを拒絶した。

申請書そのものも渡さなかった。日本の核武装を求める思想も思想には違いなく、思想の表現は自由であるが、憲法9条に真っ向から違反する危険思想は公共施設外ならともかく、公の施設で喧伝することは許されない。

ではお前は中核派の政治集会はどうだったのだといわれるかもしれない。関西中核派は大阪の中の島公会堂を借り切って幾度も政治集会をやっていた、革共同中核派は暴力革命を唱えていたではないか、と言われるかもしれない。


だが、日本国憲法は革命運動は禁止していない。革命的行動も禁止されていない。暴力革命ですら否定されていない。
革命行動は基本的人権だと私は思っている。憲法前文で」では、「我々は平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去」する行動を奨励している。

橋本(下)らは心にもなく、形式的な民主主義的手続きの遵守をいうが、それよりも憲法9条を守ることが優先なのである。また橋下は、統一教会の問題は宗教の問題ではなく、トラブルメーカーの問題だともいう。

そうではない。宗教団体とわれわれ国民の問題なのである。統一教会だけではない。ごく一部を除いてほとんどの宗教団体は信者から金銭を巻き上げる行為を長年続けている。地獄だ極楽だ天国だとか、供養だ法要だとか嘘八百を並べて檀家から法外な金品を巻き上げてきた。

京都の祇園の通りではほろ酔い機嫌の坊主頭をよく見る。多くの僧侶は貧乏で清貧だが、民衆から巻き上げた金で酒池肉林の贅沢におぼれている者も存在する。

統一教会がやっているのは普通は線香や読経の煙幕・ベールに隠されている宗教団体の本性的悪行が露骨に出たものである。だから、統一教会をトラブル団体としてその宗教的神髄をはずすのは、ペテンそのものなのだ。

統一教会にまつわるこのトラブルは宗教の外皮をかぶり、その宗教的本性を露呈したものであって日本の神社や寺院の在り方も問われているのである。

民衆を食い物にし反動的政治勢力を応援してきた統一教会とその流れの宗教法人にこそ破防法の適用があるべきであって、名称変更等一切の法的手続きの対象としてはならないのである。

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2022年8月 7日 (日)

統一教会

安倍晋三の奈良における横死が大きな政治的波紋を起こしている。初めはテロの動機がわからなかったが、その動機には深いものがあった。

安倍を射殺した男の犯行動機は、統一教会と安倍晋三ら保守反動政治家とのかかわりを大きく映し出そうとしたものだった

テロで政治家を倒すのは邪道であるが、歴史上そのテロが社会変革の契機となりやむを得ないものとして正当化される場合がある。

奈良西大寺駅頭の事件が統一教会の反社会性とそれと結びついた自民党など反動勢力の姿をこれほど大きく揺さぶるとなると、安倍を襲撃した行為も評価しなおされる可能性がたかい。

安倍の死が安倍のしてきた反民主主義的行為の美化につながった面(デメリット)よりも、統一教会の反社会的カルト集団への国民的反発、政治家を操るそのカルト集団を利用して権力を維持してきた腐りきった反動勢力へ沸き起こった国民の怒りの大きさを衡量すれば、明らかに後者の方が大きい。

安倍の横死は、桜田門外の変の様に、歴史的に正当化されるであろう。国民の多くは、とった手段は支持しなくとも
犯人のもった動機、安倍の死んだ理由は正しいと思うだろう。安倍射殺の犯人が死刑にならないことを祈る。現代史の貴重な証人である。

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2022年8月 1日 (月)

右翼思想

左翼が混迷し国民の支持を失い国会等の議席を減らしている。それにくらべ、各種の右翼の政治勢力がうじょ、うじょとはびこっている。

日本の右翼思想は、教育や軍隊をはじめ政府中枢などに入りこみ、日本の超国家主義として日本国の支配的政治思想となった。

そしてその思想は強固な日本軍国主義体制を築き、日本を日中戦争から太平洋戦争に引きずり込み、日本の無条件降伏に導いた。

亡国の思想だ。無条件降伏というのは日本列島すべて失っても文句が言えないという屈辱なのである。
だが右翼の流れは消えず、保守党に食い込み、維新の会や参政党などの新しい独自の政党として台頭している。

右翼思想の核心は、第1にアジア侵略であり、第2に天皇中心の政体、第3に反民主主義だ。改革だとか、美しい日本だとか、神道だとか、新しい歴史教育だとかいうが、その核心は、侵略と天皇とファシズムだ。その何れもが無辜の民衆の血の犠牲を要求する.
右翼思想とは血なまぐさい残虐行為を美化する思想だ。

その一方で右翼思想を推進する連中は利権にまみれ権力に群がって専横をこととし、言論封殺、反体制派の大弾圧、国民の奴隷化体制を必然化する。

右翼思想に無関心であれば革新勢力だけでなく自由主義的な中道に立つ勢力もあっという間に葬られるであろう。
この日本伝統のカルト集団は、統一教会やオウムや。。。学会のように優しい姿と声で我々に近づいてくる。

オオカミが羊のぬいぐるみを被って世間を餌食を求めてうろついているのである。断じて加担をしてはならない。

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