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2022年4月17日 (日)

暴虐の雲光を覆い・・

ロシアのウクライナ侵略はナチスや日本天皇軍の蛮行を髣髴とさせる。
学生自分にうたってきたワルシャワ労働歌の歌詞

 暴虐の雲光を覆い 敵の嵐は荒れ狂う
 怯まず進め我らが友よ 敵の鉄鎖を打ち砕け
      ・・・・
 というありさまが如実にウクライナの天地で繰り広げられているのである。

 人類は、このような惨劇をくぐらなければ自由で平和な世界を手にすることができないのであろうか。

 いづれにしても、ロシアやアメリカ、中国など資源大国に依存しなければ成り立たない資本主義の世界から可及的速やかに脱却しなければこのような惨事は繰り返しやってくるだろう。

 核大国の世界支配から脱却する道は地球温暖化から脱却する気候正義の道と同一である。

 自然エネルギーなど代替エネルギーの模索もいいがそれよりも何よりも大量生産・大量消費の現代人類の病を治すことだ。資源やエネルギーの消費を激減することが一番簡単で確実な方策だ。

 資本主義は、人間の過剰な欲望を掻き立て資源や領土をめぐる人と人、国と国の争いを激化させ、むこの人民を暴虐の嵐の中で殺しあわせるである。


  宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のように

  食を簡素にし日に玄米1食か2食、質素な家に住み、山の畑を耕し、浜辺で流木を拾いそのかたわら、人を助け、不幸な人を慰め、・・・・

 そういう生活をすれば資本主義の地獄がはっきり見えてくるだろう。
 荒れ狂う嵐と業火の中で勇敢に戦うウクライナの人々の姿にただ頭が下がる。

  若いころのワルシャワ労働歌がひしひしと耳朶を打つ。

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