« 自民党の総裁選挙 | トップページ | 総選挙 »

2021年10月 1日 (金)

革命的左翼


私も所属していた日本の革命的左翼はそれなりに存在意義があり、私の人生に大きな影響を与えてきた。

しかし、反省点がある。第一に原子力産業に対する批判がほとんど欠如していたこと、第二に今もそうであるが、地球温暖化問題にほとんど無関心であることだ。

第1の原発問題については遅まきながら取り組みがあるが、反原発、反核の運動の主流にはなっていない。

第二の地球温暖化問題については、これが現代最重要問題であり資本主義の害悪の最たるものであるにもかかわらず新左翼の論文や戦略的理論にほとんど反映されていない。

あと十数年、長くても数十年で地球上で人類が生存できるかどうかわからなくなるということが進行しているのに、貧困とか戦争とか恐慌とか民族、差別問題、・・・いう従来の問題しかテーマに上がっていない。

地球温暖化問題が深刻化する中で従来の問題はもとよりより一層弱い立場の者にその負担と苦しみがかぶさってくるのであるが、地球温暖化の推進力が産業革命以来の資本主義であり、特に最近のグローバリゼーションの飛躍的発展(新自由主義)が二酸化炭素などの驚異的な排出となり、気候変動の悪化が引き返すことができない時点に差し掛かっているという切迫した事態にあるという認識、危機感が新左翼の雑誌に全然載っていない。

そういう点ではもはや新左翼とは言えない。存在意義がなくなったというしかない。

急速な気候変動、二酸化炭素やメタンガスの排出、それによるコロナなどのウイルスの蔓延も含む環境破壊の劇的な深刻化(世界戦争を含む従来の様々な矛盾の爆発)を止めるために、資本主義的政治社会制度の急速な共産主義社会への転換が必要なのである。

反帝国主義、反スターリン主義の旗幟を高く掲げ地球を救うために、世界の労働者人民と手を組むことの必要性が今以上に大事な時はないのである。

資本主義は人間(プロレタリアート人民)を搾取し続けるだけではなく、地球(資源)の大規模な略奪・破壊を永続的に推し進めなければやまないのである。すべての戦線で、独自の課題に対決しながら、地球温暖化問題を正面に据えて資本主義という怪物との闘争を組まねばならない。

|

« 自民党の総裁選挙 | トップページ | 総選挙 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

国政問題」カテゴリの記事

環境問題」カテゴリの記事

ローカルエネルギー」カテゴリの記事

政治思想ノート」カテゴリの記事

社会思想」カテゴリの記事

歴史観・世界観」カテゴリの記事

マスコミの報道のありかた」カテゴリの記事

社会問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 自民党の総裁選挙 | トップページ | 総選挙 »