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2020年11月 6日 (金)

日本学術会議再論


野党やネットの論評を見ると推薦された全員を任命しないのは違法だという声が圧倒的だ。
違法には違いないが、学術会議法の第何条が侵されたのか、それが何故違法なのかさっぱりわからない。

どうも、第7条の2
「会員は第17条の規定による推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する。」に違反するというものらしい。
しかし、これでは総理大臣は必ずしも推薦された者全員を任命するという義務まで規定されているとは思えない。
学術会議から推薦された者でなければならないが、さりとて全員任命までしなくてもいいという解釈の余地が総理大事の側に出てくる。

私が言うのは、7条ではなく、17条の「選考」が問題なのである。会員選考権は第17条によって専権的に学術会議側に付与されている。
それなのに、菅肝がん総理は、学術会議が選考して推薦した会員のうち6名を排除し、残りを選択的に選考した。

選考をやり直したのである。これは、17条によって学術会議に独占的に付与された選考権を菅が侵したことになる。
刑法の職権乱用罪が厳しく適用されるべきである。

かつてレーニンらロシア革命の指導部の中にスターリンという男がいた。レーニンはもとよりトロツキー、ジノビエフやカーメネフら他の指導者らはそれぞれそうそうたる理論家であり学者でもあった。スターリンは理論的な話になると馬鹿にされ話の仲間から外されたという。

そのスターリンが、理論家たちを次々と粛清しボルシェビキの指導部を握った。この馬鹿が行政や軍事はもとより学問や文化の世界にまでコントロールし 出した。ロシアの学者やインテリゲンチャ、芸術家たちの運命は悲惨を極めた。哲学や経済学が唯物論ではなくタダモノ論となり、マルクス主義はプロレタリア解放の哲学ではなく、労働者のノルマ主義・強制労働的奴隷の学問となった。

ポルポトや紅衛兵と宦官総理の理想は同じ亡国の道だ。本を持っているだけで殺される。自民党や維新らの政治家は、まるで「社会主義」国家の官僚のようだ。


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