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2017年3月 4日 (土)

石原元知事の会見

News & Letters/554
石原元都知事の昨日の記者会見内容について無責任だとの批判が厳しい。
しかし、これが首長の実態ではないか。
作家であったことはともかく、国会議員であったが、行政実務について全く無関心で
無知であったのであろう。その者が東京都の行政のトップになった。
豊洲市場移転事件について
瑕疵担保責任について何も知らなかった、という。
契約書にハンコを押した覚えがない、という。
自分が最高責任者だが、責任は都庁全体であり
議会にも責任がある、という。
こんな感覚のまま十数年都庁の行政のトップに居座っていた。
それを都民もマスコミもずっとこの男を選び敬意を払ってきた。
それは都庁だけではない。行政経験があるなしにかかわらず、多くの首長はこんな調子だ。
行政に素人はもちろん、永年行政の幹部を務めてきた連中が首長になっても
第1に、行政法を勉強しない。だから、民主主義的な行政手続きをわきまえていない。
 役場で行政関係の法令(憲法や地方自治法など)法令や学説、判例、行政実例に照らして勉強しながら業務を行うという習慣が存在していないのである。
第2に、土木工学はもとより、地震学や原子力など行政の判断や業務遂行に欠かせない科学的知見について学習するということもない。
従って行政を遂行する動機や目的が利権につながったものになるのは必然なのである。あるいは初めから、利権行政を目的に役場に乗り込んでくるということにもなるから、憲法も法令も住民の福祉・人権も何も見えないのである。原発が巨大な危険を伴うということについてその結果を見通した判断も利権にかすんで見えなくなる。大小いろいろな規模があるが、行政を動かす者は、憲法や法令を絶えず勉強し相当大容量の学習能力をもたなくては、まともなことは何もできない。
しかし石原のようにいくら能力があっても、憲法や人権を軽んずるものでは、何も学習されない。ヨットに乗って遊んで暮らして決済のハンコも誰に任せたかわからないまま知事の座に座っておられるのである。石原のそのような姿全体が、罪であり、そんな自堕落な知事を許した都民の罪である。
大小さまざまな石原が今日の日本の津々浦々にうじゃうじゃと存在しているということである。

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