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2016年6月29日 (水)

玄海原発プルサーマル控訴審判決

News & Letters/494

        辛酸入佳境

2016年6月27日福岡高裁で佐賀県玄海町でMOX燃料を燃やすプルサーマル原発第3号機の運転差し止め事件につき佐賀地裁判決を上塗りする判決が下された。

高裁での審理は3回でおざなりそのものであり、九電側の安全主張・政府の許可基準に合格しているから安全だという主張をそのまま認めたものであった。

要するに政府の許可基準という高度に科学的な領域の行政には司法は口出しをしない、というこれまでの原発敗訴事件の踏襲なのである。

一昨年の福井地裁樋口英明裁判長、今年3月の大津地裁山本嘉彦裁判長らの判決の流れに背を向けるものである。

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