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2016年3月15日 (火)

皇室典範

News & Letters/465

国連の皇室典範に関する批判は全く正しい。その見解を日本政府の抗議で撤回したのは間違いである。

皇室典範は、日本社会のあらゆる差別の根源であり、女性差別はその根幹にある。
「皇統」、「皇族」、「男系の男子」という言葉がそれを象徴する。

この皇室典範という身分差別と性差別の、差別の塊が、日本軍のアジア侵略と従軍慰安婦問題を起こした直接の思想的根拠である。皇族の廃止、貴族制の根幹である天皇制の廃止、皇室典範の廃止、少なくとも男系天皇制の廃止は、近代日本の必須の改革的課題である。皇族を一般戸籍に入れること、皇族に憲法はもとより、民法と刑法が適用されるべきことは当然である。貴族あれば賤民あり、という言葉は今も真実であり、さすがに国連はそれを衝いたのである。

安部晋三ごときものが、何を根拠に、皇室典範は女性差別ではないなどというのか、今日女性を忌み嫌っていた伝統を誇る神社仏閣でも「女人禁制」の看板は掲げることはできない。女性を公然と排除する法律を持つ日本こそ世界の恥さらしである。
これと同じようなことを思い出す。

つい最近まで室戸市の寺で女人禁制の石碑を境内に置いてあったのを私が摘発したことがあった。その寺の石段には、女坂、男坂というのもあったがそれもなくなった。今でもその寺のふもとの道路の隅に女人結界の古い石碑があるが、これは歴史的遺産(女性差別の証拠)だとして室戸市の教育委員会(当時山中昭という優秀な職員がいた)に残してもらった。

その寺は、今から数十年前「土佐の西寺」というえげつない差別本を発行し、高知市民図書館に陳列してあったのを私が厳しく糾弾したことがあった。屠殺業を営む人間は、子供のころは純真だがその職に就くことによって残虐な性格の人間になるなどという内容の説教を収録していたのである。市民図書館はその本を一般陳列台から除けた。

身分差別と女性差別は同根であり、それを指摘した私は彼らから目の敵にされている。

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