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2015年2月 6日 (金)

イスラム国

News & Letters/396

何故、安倍がこれほどまでにイスラム国への攻撃に血道をあげているのか。

それはおそらくアメリカなど欧米帝国主義国に褒められ、仲間に入れてもらいたいからであろう。しかし、肝心のアメリカがどうしてイスラム国と戦争するのか、皆目分からない。イスラム国は何もアメリカを攻撃している訳ではない。

アメリカの脅威になる可能性は全くない。アメリカ主導の空爆はこの半年間に1万6千回も行ったという。アメリカは何故イスラム国と戦争を始めたのか、宣戦布告もしていないし議会の承認も得ていない。イスラム国の支配者が野蛮だからか。婦女子を奴隷化したり、捕虜を皆殺しにしたり、偏狭な中世的シャリャーの法律を強制しているからか。

しかし世界にはイスラム国と同じように野蛮な統治をしている国がいくつもある。
サウジアラビア、ウズベキスタンらの野蛮な統治はイスラム国と似たようなものだが、アメリカはこれらとは友好的だ。イエメンやパキスタンなど人道に反する権力行使国ともアメリカは仲が良い。一つも爆撃していない。

支配者たちの行いが悪い、野蛮だということでその国に爆弾を落としに行くというのであれば、もっと平等にやるべきだろう。

アメリカが中東の国と戦争する名分は何もない。まして日本の安倍が中東の国と敵対する理由は何もない。後藤さんら犠牲者のために報復する権限も名分も何もない。後藤健一さんの生きた理由は、戦争の犠牲者、とりわけ戦災児をなくするためであり安倍の目的と正反対だからだ。

イスラム国にとって安倍は脅威だ。その脅威をとり除くために、彼らは日本国民に警告を発し、人質にとり、殺害も厭わない。

海のかなたからそのやり方がひどいと非難しても、死地の中にある彼らには通じないであろう。何よりもまず、われわれがイスラム国に干渉し、口撃することをやめることだ。中東は中東の人間たちで決着をつけるべきだ。

国際的な人道支援は交戦中の双方の人民に行き渡るように慎重にしなければならない。

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