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2014年7月10日 (木)

積極的平和主義

News & Letters/367


  平和の原義

安倍首相の唱える「積極的平和主義」は全く嘘であって、海外侵略主義と同義である。

戦前の日本も平和という言葉を使ってどんどん派兵し、アジアを荒らしまわった。
もちろん、私たちが使う平和という言葉は非戦または反戦という意味で他国と銃剣を交り合はさずに仲良くするという意味ある。それはそれでいいかもしれない。しかし、権力者の使う平和という言葉と区別する必要がある。

しかし、もともと平和という言葉は戦争という言葉と矛盾するものではなかった。
平らげて和する、というのが原義である。すなわち他国や他民族を征服して、そうして他民族を服属させた状態で仲良く暮らすというのがもとの意味で、この様な意味で日本書紀などでは使われてきた。歴史学徒であった私は、日本書紀などで目にする平和という言葉に違和感を覚えたものだ。

積極的に他民族を征服し、征服したあと融和して仲良くするという平和の原義からすれば、
安倍の主張は何も矛盾がない。歴史的に見ても平和という言葉は余りにも砲煙と戦塵にまみれ過ぎている。戦時中の「東洋平和」という言葉は侵略戦争を聖戦視するキーワードであった。「東洋平和のためならば」いかなる残虐行為もゆるされたのである。

我々は平和という言葉よりももっといい言葉を探し反戦運動をしなくてはならないであろう。

連帯とか共生とか、あるいはズバリ反戦、非戦という言葉を使うべきだろう。

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