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2014年5月27日 (火)

福井地裁判決

News & Letters/362

福井地裁の原発裁判の判決文に感動した。
私だけではないであろう。原発推進派でさえ震え上がったであろう。

事実を正確に把握したうえで、地震に対する科学的洞察を徹底的に追及した、その根底には人権尊重、ヒューマニズムがとうとうと流れていた。

これはただの判決文ではなく、それを超えて、原発人権宣言ともいうべき文章であり
人類史上にも記念されるべきものである。

それは、9条をもつ日本国憲法前文、1922年の水平社宣言、高知県庁が明治初年に出した「人民平均の理」宣言、など日本近代の歴史的な宣言に比肩される名文であろう。

裁判長樋口英明は、まさにこの判決を書くために裁判官になったというべきである。

原発よりも上位に立つ人格権、故郷に生き根付く人間の存在こそが「国富」であると喝破した。権力の真っただ中にあって、権力の悪態を弾劾し、人民の正義を打ち建てた。

この判決文を見て日本国民は目が覚めたであろう。福島原発という未曽有の災害から、日本国民が立ち上がる思想的根拠が示された。

裁判官とともにこの判決を勝ち取った原告団、弁護団の功績は永遠に顕彰されねばならない。新しい哲学の時代が始まった。

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