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2014年1月19日 (日)

権力の分解

News & Letters/396

原発を巡ってついに権力の側に大きな亀裂が起こり、人民にとって大きなチャンスがおとづれようとしている。細川―小泉という元総理大臣が、反原発の世論の圧力によって体制側を割ってしまった。多くの人のこれまでの反原発闘争の力が権力の岩盤を揺さぶり崩壊させようとしている。都知事にだれが当選するかは第二の問題だ。

反原発のうねりをこの選挙で爆発的に発現させること、その爆発を全国に波及させることが大事な点だ。今になって、知事選はワン・イッシュウではだめだとか、元首相らは過去にいろいろ悪い事をしている、とかいって、この選挙をあいまいな普通の選挙にトーンダウンさせる「革新」派が動きをやめないが、どんな奴でも構わない、原発をとめる運動に参加する限り同志として歓迎すべきなのだ。

原発を止めることは、党派を超え、利害を超え、世代を超え、みんなが団結しなければならない死活問題である。原発を止めてから党派闘争でも何でもやればよい。
命あってのものだねであって、ものだねの争いを優先してはならない。

原発事故が起きたら、現に起こっている福島を収束できなければ、福祉や経済、人権もオリンピックも、職場もスポーツや趣味も、恋も老後の幸せも、何もかも吹っ飛んでしまうであろう。原発のワンイッシュウに絞ることが最も大事な戦略である。次の東京オリンピックは日本政府の原発事故隠しのキャンペーンであり、おとづれる世界の人に放射能を浴びせかけるという謀略なのである。

かつて高レベル放射性廃棄物のうけい入れをめぐる東洋町の町長選挙でも、選挙の直前に、争論があった。選挙に勝つためには財政改革等いろいろな公約を掲げて闘うべきだという意見があったが、私はこれを激しく峻拒し、核反対一本で戦わなければこの選挙の意義が無いと主張してそれをやりとおした。

郵政の民営化など虚偽内容の一本とはわけが違うのである。原発は市民の生活全般を破壊する力をもっているのである。
反原発の日本人民の闘いの高揚と、権力側の亀裂の深行によって新らしい政治的地平が開かれ、その彼方に疾風怒濤のプロレタリアの時代が待っているかもしれない。

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