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2013年12月 7日 (土)

続秘密保護法(4)

News & Letters/387

参議院においても安倍晋三自公政権は強行採決を図り、それを実行している。
彼奴等は、特定秘密といいながら、秘密の範囲を特定せず権力の裁量(恣意)のままに国家の重要情報を壟断しようとしている。

情報を独占するものは、世界を支配できる。それによって国民の生殺与奪の権を握る。民主主義は圧殺されだすことは確実だ。

秘密保護法とは、権力が情報を独占し、それを自由に操作する権限を特定政治勢力に付与するという法案なのである。
彼奴等は、おのれが善良であるから情報の秘密指定についてひどい裁量にはならない、と思っているようだ。

しかし、その善良の実相は、現在の国会の姿によく映し出されている。
また、その善良さは、「禁じられた遊び」の映画のように、極めて無垢で単純な意思によっても大それた行為をしでかすということにもなる。
みんなや維新らは、法案内容は良いが、国会の審議や手続きについては間違っている、と考えて行動しているようだが、
その手続きのありようや姿が、この法案の抱える大きな為政者側の裁量権の、その行使の有り様をそのまま映し出している。

民主主義のルールについては、法案制定の手続きや手段はその法案の内容に深く関連しているのである。
今の国会の傍若無人、問答無用の審議・採決のやり方、すなわち暴力的国会運営で、重要情報も取り扱うということなのである。

それは、日本帝国主義の軍隊が、中国や朝鮮・アジアの諸国で展開した「三光作戦」-焼き尽くし、殺しつくし、奪いつくすーという手法がその「大東亜戦争」の内容と目的を如実に示したと同然なのである。
手段と目的は切っても切れない。

ところで、これほどの事態になった現在、特に参議院で強行採決が確実視されている12月6日のNHKのテレビ番組は、秘密保護法案のニュース番組がまったく見えないのはどうしてであろうか。

我々は、情報についてはインターネットの発達した現在でも国家権力と報道機関に大きく依存している。

権力やそれに迎合するマスメディアの情報操作は

 ①虚偽の報道をする・・・アメリカ政府がイラクを攻撃するときにフセインについて虚偽の報道をした。

 ②偏向報道をする。・・・事実はいくつかあるのに、その中で都合のよい事実だけを報道する。大本営発表のように。

 ③無報道を決め込む。・・・大規模な抗議デモなどが起こっても事件や事実を全く黙殺したり少ししか報道しない。

 ④情報を隠す(秘密にする)・・・国民の安危にかかわる事実や不正・腐敗の事実を隠ぺいする。

今日のNHKテレビの番組編成は③であろう。事件を過小に評価し、報道することによる国民の憤激を恐れる。

テレビも新聞も秘密保護法についてしきりに反対キャンペーンを展開しているが、しかし、安倍内閣打倒、安倍総理退陣という言葉がまったく出てこない。これほどの暴挙を行っている内閣、しかも一票の格差裁判で選挙・国会そのものが違憲とされたが、その違憲国会によって構成された内閣について当然退陣を求める社説の一つも出てきてもよさそうなのに、それがまったく聞こえてこない。暴走族にブレーキの効かない自動車を貸し与えたのに、その暴走を非難しても何のかいがあるであろうか。

暴走族に自動車(国会)を与えてはならないのである。

野党の現在のスローガンは、

  秘密保護法粉砕! 原発再稼働阻止!  
  
   安倍政権打倒!  国会解散!

   憲法改正反対!   護憲民主主義統一政権の樹立! であろう。

国民に、この程度の政治的姿勢を示せないでは、政党とはいえない。

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