秘密保護法の時代
News & Letters/378
特定秘密保護法案が国会で審議されだした。自民党の単独過半数の状況では、ろくに審議もせずに、可決の運びとなるであろう。
国など行政機関の持つ重要な情報が国民に届かなくなれば、権力はしたい放題となる。
これまでも、核兵器や原発事故の重要な情報は隠されてきた。
権力者は、欲望の強い者が多い。淡白で無欲で全く公平に物事を判断するなどと言う聖人は皆無であろう。民主主義国家でも権力者は選挙を通じて多くの利害関係に囲まれ引っ張られている。自分にまつわる利害関係に絶対に左右されない人はいないだろう。
自分の勢力が拡大するように政策を曲げることもあるであろう。
だから、権力者は自分の意図や行為を全て見せず秘密の部分を秘密として隠したがる。
この秘密保護法の登場によって日本も、これまでの戦後民主主義のベールでぼんやりとした状況がかき消され、本当の政治の暗部が表面に出てきだした。あのバカげた麻生副総理が言うように、国民が知らない間に何もかにもやればいいという政治が現れてくる。
これに対抗するには、日本人民は最近の中国の英雄的人民のように武器をとる以外にないということになろう。中国共産党の一党支配の要諦は、何よりも情報の独占とそれの秘匿だ。それを背景にして警察・軍隊・裁判所・監獄などの暴力装置の発動で強権支配を可能にしている。今のような完璧な圧政に対抗するには、中国人民には武装蜂起しかないだろう。北京や重慶の抑圧された人民による武装した反撃は中国全土に広がるであろう。やがて中国が百家争鳴し騒然となってくるであろう。
秘密保護法とそれをバックにした日本政府の強権支配は、アジア方面への軍事的進出のための城内制圧のかなめであり、日本にも人民の武装した闘いの時代が必然的にやってくるということだ。
秘密保護法はかえって、権力が自身を葬る墓穴を掘るクワとなるだろう。
秘密保護法案に反対すると同時に、武装闘争の発展の時代を展望し準備するべきだ。
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