自民党の憲法改正案
News & Letters/324
自民党の憲法改正案が現実味を帯びてきた。
その内容は極めて反動的で、原発と同程度の危険性をもっている。
第1に
憲法九条に自衛権と国防軍の規定を設けた。
国防軍は①自衛行動に加え②軍事行動を海外に拡大し、③国民に対する治安出動
を義務付けた。
第2に
、国民の基本的人権を抑圧するために、それに「公益及び公の秩序」のたがをは
め込んだ。権力は、公益及び公の秩序に反するという事で、いくらでも人権を制限し抑圧できる。
第3に、
「緊急事態宣言」なる新章を設けたが、これにより、内乱など非常時には、①国民
の権利を無制限に制約し、②法律同等の政令を無制限に制定し、③現行権力を無制
限に存続させる道を確保できるとする。
これらの内容の憲法を改悪するために自民党は、憲法改正の国会発議の制限を緩和しようとする。現行の両議院それぞれ3分の2以上(supermajority)の議員による発議の枠を解体し、単なる過半数(simple majority)でことを行えるようにもくろんでいる。
アメリカをはじめ世界的に見て、憲法改正の手続きで simple majority でよいとする国はほとんどないであろう。
自民党安倍内閣と原発は人類に対するその猛毒のゆえに直ちに廃止されねばならない。
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