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2012年9月26日 (水)

竹島」について

News & Letters/313

「竹島」=独島については戦後一貫して韓国が実効支配している。
歴史的にも韓国側の資料が優勢である。
その島の日本の実効支配は日露戦争時分に日本が朝鮮を実効支配しているときに強行されたものであり、その後朝鮮併合・植民地化することで正当化されたものである。
ポツダム宣言でその権限ははく奪された。サンフランシスコ講和条約でも日本の領有権は回復されていない。

歴史的な資料では、例えば有名な江戸時代(西暦1667年)の『隠州視聴合記』に見る通り、日本側には隠岐の島を以て高麗と日本の天地の境界だと認識されていた。

『隠州視聴合記」の「竹島」あたりの記述の最後に、
『・・・然則日本乾地以此州為限・」(しかればすなわち、日本の乾地はこの州をもって限りとなす)、とあって、此の州とは隠州であることは自明だ。

歴史的背景と戦後一貫した実効支配の事実があれば、国際法上韓国側の領有権主張が通用するのであって、軍隊の力でもって相手を沈黙させて島を横取りした日本帝国主義には何の権利もない。直接の暴力は使わなかったにしろ、すくなくともカイロ宣言でいう帝国主義的「貪欲」を動機にしてかすめ取ったのであり、「竹島」=独島横奪は、以後の日本のアジア侵略の第一歩だったのである。

先の大戦の惨禍の中で、再び他国を侵略すまじと固く誓ったはずなのに、今やそんなこともすっかりかき忘れて右翼国家主義的偏向へ雪崩を打って押し進んでいる。
現代が生み出した巨大な悪である原発と、過去繰り返してきた古き悪である戦争とで我々の時代は沈没していくのであろうか。その二つの巨大な火柱で地上は地獄と化すのであろうか。

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