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2011年5月12日 (木)

戦国時代のある宴席

News & Letters/242

中国の戦国時代の話。決して現在の話ではありません。
  中国のある国A国は君主が外敵と通じて一人の美人と交換に国の大事な土地を譲り渡すことになった。

  しかし、民はその土地を他国に抑えられると作物ができなくなり、終いには、ふるさとから追い出されるとわかって、大騒動を起こし、西隣から一人の勇者を招来してリーダーとして結局そのよこしまな君主を追い出し、土地を守った。その君主の代わりにその勇敢な西方の勇者を君主とした。

  その君主は、4年間の間に、宮廷を粛清し、民政を改革し、民人の生活を改善し善政をしいた。
  この君主は、東隣の国Bとの外交も成功し、その国に取られていた領土の一部(1千町歩)についても6千億万元で買い取ってもらうことにした。

  しかるに4年後、地元に残った先の君主の王子が、立ち上がり、よそ者ではだめだ地元の者でないと君主は務まらない、今の君主の善政も、ばらまきだ、などといって反乱を企て、莫大な軍資金と兵士を集めて、君主の座を奪回した。

  権力を奪回した王子の祝いの宴席が始まった。その宴席は東隣の国の料亭「春風亭」であった。大勢の地元の有力貴族や武将が集まった。
  その宴席へ、問題の東隣のB国の代表団4人が現れた。占領されていた領土の売買金は期限が来ているが、いまだに支払われていない。

  出席者はなんだか違和感を覚えた。どうも占領されている土地は戻らないのではないか。

  地元、地元と言っているが、この王子は、実は、東隣国の意思に従って蜂起し、我が国の利益ではなく東隣国のために便宜を図るのが目的ではないのか。

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