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2011年3月17日 (木)

東北大津波福島原発について町長声明

News & Letters/227

東北大地震・大津波及び福島原発事故について
東洋町・町長声明
                   平成23年3月17日

本年3月11日、東北三陸沖でマグニチュード9・0という超巨大地震が発生し、それに伴って岩手県、宮城県、福島県を中心に巨大な津波が押し寄せ、数万人の人命を奪い多くの財産を押しつぶしました。おびただしい犠牲者に深い哀悼の意を表します。
地震の巣である日本列島に安政大地震など幕末に起こった大地の鳴動から1世紀を経て再び震災の動乱が我々を襲ってきています。

大地震・大津波に加えて福島第1原発では震災の影響で原子炉の冷却装置が麻痺し、次々と爆発が起こり、大量の放射能が放出されています。放射能は震災被災地を覆いこみ、さらに東日本全域に拡散しています。

今日本列島は巨大な自然災害と人災とに見舞われ、被災者や国民の慟哭と恐怖におののいています。繰り返される巨大地震と津波に対して、我々は果たして十分これに対応してきたか厳しく反省しなければなりません。今回の東北大地震と明治29年の三陸大津波を比べてもその甚大な被害状況は変わっていないし、今回には恐るべき放射能汚染の人為的災害が付け加わっているのであります。

福島原発から噴出する放射能は、「直ちに」健康や人命にかかわる高線量のものだけではありません、日本全域に広範拡散している低線量の放射能こそもっとも恐るべきであり、農産物や海産物に吸収されて我々の体内に蓄積され、現世代のみならず子々孫々にまで病弊を拡大し続けるのであります。それはレントゲンなど瞬間的な被曝などとは比較にならない深刻な持続的な内部被曝であり免疫不全やさまざまな病変を人類にもたらし続けるものであります。

我々は、繰り返される巨大な自然災害に対して被害を最小限に抑制し、生き残るための社会的バルネラビリティ(VULNERABILITY)を克服する力を増大させると同時に、科学の力を過信し自然をコントロールしつくそうという傲慢な考えを捨てて、かつての日本人が営んできた自然に順応した生活スタイルをよみがえらせる必要があると考えます。そういう意味で、今回の悲惨な災害とおびただしい犠牲を教訓として、新しい人間の歴史をこの日本列島で開始していかねばならないと思います。

その観点から、私は次のことについて全国民に訴えます。

1、地震列島である日本において建設された全ての原子力発電所の即時廃止。

2、とりわけ玄海原発などでのプルサーマル発電を直ちにやめること。

3、また、震源地の真上にある浜松原発、伊方原発等の即時廃止。

4、これまで原発安全説を唱えてきた全ての政治家、学者先生らの公職追放。

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コメント

全面的に同意します。

ただ、こんなにも早く原子力安全神話が崩壊するとは思ってもいませんでした。

しかし、佐賀県ではプルサーマルを推進する県知事様が再選確実なのです。

民は永劫の眠りについたままです。

投稿: 摂政関白大アホ大臣 | 2011年3月17日 (木) 20時33分

今日僅かですが役場で募金と粉ミルクもっていきました。確実に被災者に届くようくれぐれもお願いします

投稿: 町民 | 2011年3月18日 (金) 13時33分

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