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2011年3月24日 (木)

想定外のこと

News & Letters/229

「想定外」のことが起こった。自然災害と人災とで日本全土が破滅的な打撃を受けている。

他に何もする気がしない。他に何も考えることができない。亡国の危機に立って、私も、外国人も含む日本列島の民族は周章狼狽の状態だ。福島原発のシナリオは、民族滅亡のシナリオと重なってくる。

何かの記事で次のような文章を読んだ。

1945年に多分日本に投下された原爆のことについて、EINSTEIN(アインシュタイン)が言ったという。

Everything in the world has changed except the way we think about it.

世の中ではさまざまな現象が起こる。しかしその起こり方は常に我々の想定外の仕方で起こる。

一人として同じ人間がこの世に生まれないと同様に、地震も原発事故も常に想定外の形で起こっている。

多くの科学者や市民が「想定」していたことを押しのけて自分勝手な安全枠、安全神話で自縛して、最も恐ろしいことを企て実行していた。その無謀を多くの御用学者らが援護してきた。曲学阿世の徒輩が人類史に終止符をうとうとしているのである。

私たちは、これらの戦犯たちを野放しにしてきた。
マスコミもそうだ。

東京新聞は私が知っている限り、紙面2頁を使って原発の脅威の特集を2度した。

それに比べわが高知新聞は、この数年繰り返し繰り返し紙面1頁を使ってNUMOの核廃棄物施設の安全宣伝をしてきた。
死の施設、亡国の施設を宣伝して、巨額の広告料を稼いでいると思われる。

そのつけがまともに来た。日本人は史上初めて広島長崎に原爆を受け、今また、地上最大規模の原発事故に見舞われている。原発はいまや世界大戦を超える人災であることがはっきりしてきた。

 福島原発のような悲劇を繰り返さなければ、その恐ろしさが分からないでは、日本人は現代文明の一員とはいえない。憲法で言う世界の人から尊敬を勝ちうる民族ではありえない。

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