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2011年2月16日 (水)

世界的混迷

News & Letters/214

エジプトなどアフリカの大衆が蜂起している。
すばらしいことだ。利権にまみれた独裁政権が葬られる。

アメリカなど帝国主義の世界支配の下で生きながらえてきた圧制
はいつまでも人間界に君臨することはできない。
徹底的に従来の体制を破壊し尽くすことだ。

だが、圧制を打倒しても、民衆は自己権力を樹立できるか。
自らを民主的に統治できる準備があるのか。

反体制のプロレタリアートは破壊し打倒すると同時に、新しい秩序を
建設するのでなければ、従来の権力の一翼がすっと出てきてその成果を
掠め取られる。古い簒奪者の替わりに新しい簒奪者が現れる。

エジプトのプロレタリア大衆は自己権力の樹立を目指さなくては、
軍や誰かにそれを委託するようでは、永続的に解放されることはないであろう。

日本はどうか。権力は十分に腐敗し、混迷を深めているが、大衆は動かない。
国家財政は完全に破綻しているが、誰も反乱の烽火を挙げるものがいない。
エジプトやアフリカよりももっとずっと深刻な事態である。

管や小沢、自民党や民主党など旧来の政治屋どもに現代の日本を救う力は皆目ない。
誰が政権を担っても日本の国家を支え運営することはできないだろう。
1000兆円もの借金を抱え、毎年税収と同じほどの借金で財政を動かすような国家が長く続くはずはない。

われわれは、中央政府に何をも期待してはならない。日本は国家として死滅しようとしているとしか言いようがない。
だが、われわれ地方は生きねばならない。国が滅んでもわれわれ人民は生きねばならない。

いつも言うように国敗れて山河ありだ。この山河で、米と魚を食って生きていく準備をしなければならない。

われわれは死んだとしても子孫が生き残る土台を作っておかねばならないのである。
だから、来るべき日本の革命は、都市の大衆蜂起からではなく、もっと深いところから、地方の山河から静かに着実に起こらねばならない。

人間だけではなく、山川草木、鳥獣昆虫、生きとしいける者、否、すべての死霊たちもが蜂起しなければならないのである。現体制の権力者は、人間を滅ぼすだけではなく地上のすべての生物を死滅させ、人類史と生物史に終止符をうとうとしているからである。国を守るというのは政府や国家機構を守るというものではない。

われわれの住む緑の山河と美しい青い海と空を守るということである。

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コメント

この言葉が聞けるだけで、救われています。国が死んでしまうというのに、まわりはニュースや新聞におどらされている風にしか思えません。
政治はこの国を、国民を滅ぼそうとしているのではないか、何故、隠したがるのか…
けれど自分ひとり、なにができるでしょうか。
うまく云えませんが。
日記は陰ながら拝見させて頂いております。地元を支えてくれていることに、心から感謝しています。

投稿: 高知花子 | 2011年2月24日 (木) 00時04分

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