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2010年3月 3日 (水)

無駄

News & Letters/179

行政執行上の無駄の山を処理する

東洋町はものすごい厚い福祉行政をやり、失業対策事業をやり、産業復興事業をやり、10数万人も新たな客を呼び込んだ。さらに県下一悪い整備状況と新聞にも出された公共施設の整備事業をやって、なおかつ大幅に借金を減らした。
これは一体どういう事だ、手品じゃあるまいし、という質問がちょくちょくある。これだけ福祉をやって財政がどうなるのか、財源はどこにあったのだ、など懐疑的な質問も浴びせられたこともあった。

回答。それはいろいろな工夫をこらしているからだ。とこたえるしかない。

毎日津波のように無駄な支出の決裁を求めて職員が町長の前に書類を持ってくる。数万円、数千円単位から数千万円まで大小様々な支出命令の決裁が迫られる。
おそらく、これまでの首長は機械的にどんどんはんこを押していたであろう。
だが、私はそうはいかない。

まず、1円の支出でも町長の決裁が要るるという決裁の掟を替えた。課長や担当職員の決裁で支出できるシステムを廃止したのである。
最近昨日の例では、例えば、運動公園に水道をつけるというので工事費60万円の支出命令の決裁が求められた。私は、工事のやり方を変更させ、数万円で用が足りるように指示をした。

公営住宅にネズミの苦情がありこれを駆除するのに20万円ほどの業者委託費の支出の決裁が求められた。私は、すぐに職員を連れて現場に行って、職員が道具や駆除剤を買ってきて対応するように指示した。数千円か数万円ですませられる。
また、電算機の不具合で地番が正確に出ないので

業者からソフトを購入するというので数十万円の支出の要請にたいし、不具合の戸数は知れているのでその分だけ手で訂正して用を足せとして支出命令を却下した。
小学校の廊下雨漏りの滑り止めにマットを買うというので百数十万円の支出伺い、これももっと簡便で効果的なものに替えよと却下・・・・・・・。

このように無駄な支出の津波に抗して智恵と足を使って支出を抑制している。
最近ある徳島県境の村の温泉で木質ボイラーを設置したというので見学に行っていた。そこでは2500万円の木質バイオのボイラーを導入していた。
東洋町では400万円の同熱量の木質ボイラーの設置をやろうとしている。そのボイラーを探して宮崎県まで足を伸ばし、そこの農家の温床ハウスのボイラーを見に行ってきた。
庁舎の空調施設が老朽化してちゃがまっている。

新規に発注すれば3000万円以上の費用がかかるが、中古でも構わないと言うことで1000万円の予算しか組まなかった。
どこも数億円以上の経費をかけている「海の駅」又は道の駅も東洋町は数千万円ですました。

町長が木の板ですませるつもりで準備していたものを、数万円の鉄板を勝手に発注したということで職員は町長に怒鳴りつけられた。・・・
こういうやり方で毎日過ごしている。

私のような考え方が習性になるように全ての職員の思考形式が鍛造されなければならないが、まだまだ徹底できないでいる。
押し寄せる無駄の大波にのみこまれないように、油断してはならない。

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コメント

いやぁ~素晴らしいですね!
こんな町行政をやっている町があったとは?
先駆的事例となります。 頑張ってください。
オイラも地元・糸島市で同じく住民主導の時代・社会を創るべく頑張って参ります。

投稿: caruros | 2010年3月 4日 (木) 17時11分

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