« ヘイトサイトの皆様へ | トップページ | 立替金等請求事件2 »

2009年12月17日 (木)

平成21年ワ第543号立替金等請求事件

News & Letters/160

「本件は現在裁判中であります。弁護士は立てていません。南山の利権をめぐる東洋町への請求4000万円については、田島毅三夫議員をはじめ町議会が、これを認めて払っちゃれ、裁判にかける必要はない、等といって、南山利権請求の請願書を満場一致で議決・採択しました。
しかし、私はこれを認めるわけにはいきません。

第1に、この件はすでに十年前裁判で決着済みで 
     ある。

第2に、どの証拠を見ても東洋町が債務を負ってい 
     ると判断されるものは何もないのである。
     議員の皆さんが、証拠書類の文章をまとも 
     に読んでもらいたいとおもうのである。

平成元年から3年にかけて南山のリゾート開発をめぐる利権に原告らが巻き込まれ、相当な損害を被ったことは察するにあまりあるが、当時の町長安岡さんは、うまく責任をすり抜けている。

しかし、業者が行政を巻き込んだのか、行政が業者を巻き込んだのか、どっちが撞木でどっちが鐘か分からないが、多分両方が共鳴しあって数百億円のリゾート開発の夢を追った、その付けが業者にも東洋町にも回ってきたのである。
二つの業者は5、6億円ぐらいの損害があり、東洋町は、1億8千万円の無駄な山林(南山26町歩)の高買いがあった。
原告には大変気の毒であるが、被告準備書面の通りであり、ビタ1銭も出せないのである。」

平成21年ワ第543号立替金等請求事件

被告 高知県安芸郡東洋町
高知地方裁判所 殿
準備書面(1)
平成21年11月30日
被告 高知県安芸郡東洋町 代表者澤山保太郎

被告は以下のとおり答弁書の趣旨について準備書面を提出する。
訴状で、直接東洋町の責任が問われているのは次の件である。

、①「被告安岡町長」が、東北建設(株)の、光陽建設から買ったという山林代金についてその代金1億5000万円返還するとの約束については、原告の本件請求には何の関係もないことであるし、第一、甲第1号証から甲第8号証までを具に見ても、そのような約束の存在を伺わせる証拠何も見あたらない。

②また、すでに、東北建設(株)が被告を相手になされた損害賠償請求事件の裁判で、1億5000万円を支払う約束の事実は完膚無きまでに否定された。(乙第1号証 高裁確定判決 平成15年7月25日大阪高等裁判所)

③また、東洋町は、山林代金の支払いなどは全て完済しており、現在まで未払い金は何も存在していない。

、「被告安岡町長」が、「シャロン地元開発室長」の原告に対して、上記1億5000万円の一部5000万円の立替払いを要請した事実はない。訴状にいう「元町企画課長手島達雄」が作成したという甲第3号証を具に点検しても、そのような事実を伺わせる記述は全く存在していない。

、「安岡町長」のもとに原告が5000万円持参した、「安岡町長」がこれを受領した、原告に対し東北建設(株)にそれを届けるよう指示したという主張については、これを証する記録は皆目存在していないし、仮に「安岡町長」がその5000万円という大金を受領したとしたら、直接東北建設(株)に持って行くであろうし、人に頼むようなことは考えられない。町が負っている巨額の債務の履行において何らの手続も、何らの記録も残らないような仕法を取るはずはあり得ない。

、原告と「被告安岡町長」の間で「委任」に基づく立替払いの「合意」の証拠として出された「覚書」などの書証については、立替払いの「委任」とか「合意」を示す記述は何も存在していない。

①甲第1号証について
この「覚書」には、むしろ、その1億5000万円を「貴殿よりその解決金の内金として一金五千万円也を東北建設(株)に立替払いを事業継承者からお願いした事に相違ありません。」と書かれていて、文面から「事業継承者」はシャロンであり、その「貴殿より」とか「事業継承者から」立替払いをお願いしたということになっている。「被告安岡町長」が立替払いを「貴殿」や「シャロン」にお願いした、という文面ではない。
また、この覚書の文面では、「東北建設(株)の権利承継者である株式会社シャロンより開発行為許可申請の許可后支払われる山代金追加分金一億五千万円也の中より貴殿の立替金五千万円を優先支払いすることを確約します。」となっているから、立替金5千万円はシャロンが開発許可を受けてから支払う一億五千万円から「優先支払い」をするということになっている。「被告安岡町長」がいかなる金の立替をも原告に要請していないことは甲第1号証が歴然と語っている。

②甲第2号証について
この覚書は、「安岡町長」がすでに退職した後の文面であり、東洋町には無関係な私的な文書であるが、甲第1号証についての覚書としては、不審な代物である。
この甲第2号証の覚書の第1項は、甲第1号証の趣旨の確認と言うことであるが、既述の通り甲第1号証は東洋町が何も返還義務のない文面であるのに、五〇〇〇万円は東洋町が返還すべきものであったかのようにこれを強いて曲解し、あたかも返済義務があるかのようにねじ曲げていて、全く信用できない。
この覚書第2項には、「五〇〇〇万円は株式会社シャロンが・・・同社に支払うよう努力するが、もし同社が支払わないとき、・・・・」となっていて支払い義務はシャロンにあることを認めている。

③甲第3号証について
この東洋町職員手島達雄の手記には、東洋町又は東洋町長が1億5000万円の債務を負っているような記述は何も存在しないし、その内の5000万円の立替払いを原告に要請したなどという文面は何もない。むしろ山代金1億5000万円については、東北建設(株)とシャロンの間の業者間の事業継承にかかる取引であることが鮮明に示されている。

以上①、②、③の本件に係る主要な書証は全て被告が原告に対して何ほどの債務もないことをむしろ如実に反映しているものである。
以上の通り、被告には原告に対して債務もないし、「詐欺」などいかなる違法行為も原告に対して与えていない。

|

« ヘイトサイトの皆様へ | トップページ | 立替金等請求事件2 »

情報公開」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平成21年ワ第543号立替金等請求事件:

« ヘイトサイトの皆様へ | トップページ | 立替金等請求事件2 »