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2009年11月14日 (土)

東洋町の福祉行政

News & Letters/150

東洋町は、これまで随分福祉行政の充実に努めてきた。
来年度に向けさらにそれを増強するべく予算編成を企画している。その前に町の全地区で町政の懇談会を開き、住民の要望を集めている。

東洋町の行政の主目的は、

第1に福祉・教育の充実、

第2に産業の復興、

第3に行財政の改革である。

町は全国最低の経済状況ではあるが、今の段階でも福祉行政という点では、おそらく日本最高水準であろう。1歳の保育園児(毎月1人5㎏)から小中高校(毎月米1人10㎏)まで全員に米の配給がある。それを来年度から75歳以上の高齢者に毎月1人米5㎏づつ配給する予定である。

米を配給している市町村は日本では東洋町だけであろう。
今でも、新型インフルエンザのワクチンもほぼ全住民に無料で接種して頂くし、肺炎ワクチンも無料だ。配食サービスも無料、福祉巡回バスも無料、

教育費の保護者負担も廃止、デイサービス実質無料化、保育園児1人につき1ヶ月に3000円の商品券支給、在宅介護のお年寄りには毎月3万円支給。
消化剤も全戸すでに無料配布、警報機も近々全戸無料配布の予定。・・・・・
来年度は、さらに前進する。

高校生授業料毎月5000円補助、永く凍結していた奨学資金制度復活、お手柄出産祝い金(10万円の商品券)を支給、妊婦に6ヶ月間毎月商品券2500円を支給。・・・・
産業復興にも力を注ぐ。

野根漁協にこの数十年間に初めて施設・機器類の補修整備費数千万円を投入。また、冷凍・冷蔵庫設置事業(3500万円)を開始。
甲浦漁協に新製氷機設置事業を開始。
耕作放棄地の開墾補助事業を開始、
農耕、間伐の特別チームを編成(失業対策事業)

「海の駅」は新築して1億円企業に発展中、ホテルを買収し地元民間企業化して盛況である、
ホームセンターは試運転開始中。

失業対策でヘルパーを雇用。・・・・

産業復興で東洋町はにぎやかになってきた。
今町長は責任をもってこれらの事業を引っ張っているが、極力地元住民・職員や役員・従業員に仕事を転嫁している。「海の駅」はほぼ完全に従業員と出店者でうまく運営している。営業を始めて数ヶ月目に入ったホテルもほぼ従業員が運営できる体制になってきた。その他はまだまだ、町が関与し引っ張らなくてはならない。

私が就任するまで、公共施設、特に小中学校の耐震補強工事がほとんどなされていず、耐震診断ですらされていなかった。高知県下の学校の耐震補強率の一覧表が新聞に発表されたが、東洋町は恥ずかしくも哀れ、最低であった。

野根中学校の生徒の教室などは、天井の梁に支えの柱がほとんどは入っていず、地震に会えば天井や屋根のコンクリートが全部どさっと崩落するという状態であることが判明し、この10月をもって、その校舎は廃止し、別の校舎に全部移転して授業をやることにている。そういう始末だ。
中国の四川省の学校並みの手抜き工事だ。
私が就任してからこの1、2年で補強工事は全部終了(来年度中に終了)させるという見通しとなった。
今まで東洋町の教育行政は何をしていたのやら。

いろいろな施設を作ってもそれを稼働させず、放置施設で閑古鳥を飼っていた。私は1つ1つこれを修復し、住民サービスの拠点に改変してきた。

例えば役場の裏の地域福祉センター。
6億円以上の巨費をかけて作ってデイサービスなどにぎやかにやっていたのに、一部の議員や執行部が東洋町では福祉は「全廃」すると称して、突如事業を廃止し、このセンターも閑古鳥に明け渡していた。わたしは機器類の錆を落とし、各所を修復しこれを復活して町の福祉事業の拠点に回復し数百人のお年寄りが利用している。

この福祉センターもあのまま放置しておれば、宝物が腐りついて三文の値打ちも無くなっていたであろう。
私が就任してから、あれもこれも公共施設の修復など大きなお金が次々と要ってきた。あまりにも腐りついていて修復できず、巨額の補助金(4200万円)の返還を余儀なくされたものもあった。

だがそれでも、財政状況は健全方向に大前進中で、例えば平成19年~20年度の1年間だけを見ても、3億円以上の借金を減額し、私が就任してからのこの3年間で10億円程度借金の減額が可能な見通しである。貯金は減らさないように徐々に少しづつ増やしている。
職員の給料については、カットはほとんど解除している。今般県の人事委員会の勧告に従って全国一斉のカットの歩調を合わせたが、これは職員組合の了解をとってやっている。

私の任期はあと1年半。権力に何ら恋々とするわけではない。永く続けていれば権力はやがて腐敗する。任期終了時に適当な人がおれば交替することが望ましい。
東洋町の福祉と産業復興のこの正道の流れは、誰が首長となっても普通の人なら誰でも踏襲できるであろうし、変えることは出来まい。

先日住民懇談会で、あるお年寄りが、これだけの福祉はありがたいが、こんなことをやっておれば町の財政が心配になる、説明せよ、ということであった。財政担当の総務課長が借金の大幅縮減などデーターを示して、全く心配ないので安心して福祉行政の恩恵を受けてくださいと、答えたのであった。

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コメント

そんなに福祉が充実してるとは存じませんでした。

私は今年25歳です。妻も子も居ます。
将来、亡き祖父母の暮らした東洋町で暮らせたら・・・と思っています。

東洋町は、国道55号しかないので産業の招致も難しいでしょうが、町民の人々の蟠りが無くなるよう今後も期待しています。

少なくとも、私の住んでる神戸市よりも子育て面は充実してるように感じます。

投稿: 優 | 2009年11月18日 (水) 00時55分

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