町長の立場
News & Letters/127
首長の立場は、基本的に全住民に対して不偏不党、公正・平等に対処する、ということです。
東洋町には平成18年から19年にかけて高レベル放射性廃棄物の導入をめぐる一大争乱が起こり私はその反対を唱えて町長に就任したわけです。
私は町長になりたくてなったわけではありません。
他に、立候補する者がいないということで要請され、やむなく候補者となったわけであります。
しかし、引き受けた以上4年間は一所懸命に努めなければなりません。
町長としては、選挙の折、核反対派であれ、核賛成派であれ、そんなことはもう何も関係ありません。
どちらさんであっても新町政に協力してくれるよう皆さんにお願いするしかないのです。
核反対で町長選挙で応援をした、ということで何か特別待遇を要求する者には往生しています。
また、核賛成派だった人が未だに根に持っているとしたら、それは筋違いというものです。早く過去のこだわりを解消してください。逆に核推進派と仲良くしている、と非難されても困ります。町政に協力して頂く人であれば、どなたでも仲良く協調していかねばなりません。
昨日の敵も今日の味方となればいいのです。
今日、東洋町で核の問題が起こるおそれは1つもありません。私がここにいる限りは、誰もそれを復活させようという勇気のある人はいないでしょう。
いかなる利権も私の前では通じません。
先だって議会が、南山の利権話を持ち出して、ある人に4千万円とかの大金を支払ってやれという議決までしましたが、その人には誠にお気の毒ですが、示された資料だけでは町としては支払うことは不可能である、ということをお答えしました。話の通りであるならその方をだました人にこそ罪があるわけで、まことにお気の毒であります。
議会がどういおうと、正当な利権であれ不当な利権であれ、私の前では利権は通らないのです。
それでは私はどうか。給料の20%カットをしていることもあり、私の貯金通帳は惨憺たるもので、数年前室戸市会議員を辞めた当時の預金と現在の預金とはほとんど変化がありません。
私には何の利権もないばかりか、どういう訳かお金が逃げていくのです。自分の身辺や財政について誰かに民営化する必要があるかも知れません。
私の亡母はそんな私を恐れて、一切の財産を私の名義にせずに死んでいきました。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 大敗北の原因(2026.02.15)
- 義挙の社会的な背景を無視する裁判所(2026.01.24)
- 学歴問題で無用な混乱を憂う(2025.08.04)
- 欲望と権力欲の権化はいかなる公職も不適当だ(2024.11.12)
- 兵庫県議会百条委員会での知事承認尋問(2024.09.01)
「町長日誌」カテゴリの記事
- 議員による役場職員の叱責ハラスメント(2022.08.19)
- 橋下元大阪府知事らの見解(2022.08.08)
- 安倍元総理の死(2022.07.11)
- 土佐電鉄問題について(2013.10.18)
- 奇妙な事件(2010.08.28)
「オンブズマン町長の視点」カテゴリの記事
- 議員による役場職員の叱責ハラスメント(2022.08.19)
- 奈半利町ふるさと納税事件(2022.06.17)
- 誤送金(2022.05.23)
- 3月11日 東北大震災の教訓(2022.03.13)
- 東洋町の核廃棄物導入の策謀は誰か(2021.03.11)


コメント