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2009年1月30日 (金)

児童生徒の体力・学力

News & Letters/153

誠に嘆かわしい事です。高知県民の子供の体力・学力が他府県に比べ著しく劣っているということです。産業部門でも最低クラスだし、平均寿命でも何もかもそこをはい回っている。人種が違うのかという感がする。

数日前県のアクションプラン作成とかいうことで、安芸郡下の市町村と住民が集まって会合を持った。

その中で地産地消という欄に学童の給食の事が県のレジメに載っていた。
私が、給食に地場産物を提供するとしても高知県の場合学校給食そのものが余り普及されていない。30%台ではないか。全国的には60%~70%である。全国並みに引き上げたら、数万人の地産地消のうけ皿ができるのではないか、と意見を言うと、座長がそれは市町村の問題だから関係ない、というし、県はそれは教育委員会の問題だ、とかいうのであった。それであれば何も県のアクションプランに載せる必要はない。アクションプランの策定委員会は市町村の首長や住民が主体的に問題を立てるのであって、市町村のことは関係ない、などという座長の発言の意図がわからない。

給食を普及するのは、地場産品を即採用してもらう上で量的にも重要であり、さらに地場産品を食べる事の食育上の意義を子供や保護者に分かってもらうためにも大事な事業である。産業復興の一つのテーマとしてレジメに書き込んで学校給食をテーマにしたのは正しい。そのレジメに沿って意見を言うと、それは関係ない、教育委員会に伝えておきます、では何のためのレジメだい。市町村の問題だから関係ない、というのであれば何のための市町村長・住民の会議ぞや。県下市町村の各地域での産業復興や特産物を論じている場が単なる陳情の場であっていい訳はない。自分ら各地の計画、体験、失敗・成功例を出して安芸郡域の産業の発展を図るために開いているのだ。
住民がどう動くか市町村が行政としての手だてはどうするのかを具体的にだしあうべきであろう。

学校給食法には県や市町村や教育委員会は給食を普及しなければならないという義務が課せられている。
高知県の普及率は極端に悪い。朝飯もろくに食べずに学校に来、昼ご飯は菓子パンか何かの店屋物ですます。家が近いといっても家で子供達が自分で短時間でラーメン類の食事を用意して食べている。そういう子供達の体力:骨格と筋肉とが丈夫なはずはない。健全な食事をしていない子供達の血や体から学力がのびてくる余地は少ない。
戦後半世紀を遙かに経過してもそのような悪食の習慣、酒やタバコ、口当たりの良いものばかり偏食する食事状況から平均寿命がのびてくるはずもないだろう。異常に伸びるのは医療費だけだ。

市町村長や、住民代表の発言は大いに制限しておいて、オブザーバーだとかいう県会議員は委員の頭ごなしに無制限に発言を許す。このような会議の有様では、わざわざ、出席する価値はない。

アクションプランには高速道路などのことも出ている。8の字の四国高速道路のネットである。
しかし、無条件かつ安易にその話にも乗れない。
その8の字ができあがって、四国の経済は果たして活性化し、地域発展の基盤になるのか、現状では極めて疑わしい。ストロー現象では吸引力の強い方に栄養分が吸い取られる。ストローを大きくした場合、四国、特に高知県が急速に枯渇して町や村がたちまち疲弊するという可能性が高い。相当な吸引力の地力をつけていなければ、吸い取られて消えてしまう可能性があるのだ。

ドライバー(DRIVER)とパッセンジャー(PASSANGER)ばかりでビジター(VISITOR)はほとんどいないということになりかねない。
東洋町では、道もろくになく、他と隔絶されていた時代ー江戸時代よりも現在の方が人口が半分ほどに減っている。江戸時代の末には約6000人いたと推定されている。今よりはるかに道の事情の悪かった昭和30年代に9千人もいた人口が今は3000人ちょっとまで落ち込んだ。

鳴門・明石大橋や瀬戸大橋が出来、道路事情が良くなるに従って高知県勢はあがったのか下がったのか、知れたことではないか。
道が良くなるにしたがって人がいなくなってきている。こんな田舎では地域の繁栄は道路の発展とどんな関係があるのか実証されたものは何もない。
8の字の道路を造って、その惨憺たる結果を招いて悔やんでもはじまるまい。もっとそのこと自体の討論をしてみようではないか。アプリオリに、高速道路建設は善であり、結構なことだという無証明の話は止めようではないか。今の地元の底力のままでは高速道路のストローに吸引されてやせ衰えることは間違いない。そんな危惧を何ももたない能天気な
連中の魂胆は見え透いている。

1000億円いるという北川村ー東洋町間の高速道路。猿と鹿しか通らない、といわれるが、猿や鹿は県境を越えて自由に行き来しているから、それを見習え、とある県会議員がいう。猿も笑うだろう。
000億円の使い方の順序が間違っているのではないか。道路建設は大いに結構だ。しかし、それは人を引きつける強力な磁力(地力)をつけてでなければ、今のままでは、逆に引っ張られ吸い取られてしまうのである。死滅の道を急いで建設するなかれ。我々が死滅すれば、その道路自体も吸い取るものがなくなって直ちに廃れのである。

満 足な討論もなく、貧弱なプランをいくら作っても県庁職員の何かやっているアリバイ工作に加担させられているだけだ。

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