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2009年1月 3日 (土)

平成21年成人式の祝辞

News & letters/146

                                      平成21年1月3日
                                      東洋町長澤山保太郎

一、謹賀新年

平成21年度正月 明けましておめでとうございます。
今日は、肌寒いですが天気晴朗にして、波静か、身も気持ちも引き締まって、皆さんの新成人としての門出に相応しい日であります。誠におめでとうございます。

二、失業者あふれる

さて、現在皆さんを取り巻く社会情勢は非常に厳しいものがあります。都会には多くの若者が就職できず、また次々と職を失いつつあり、政府も十分な救助もなしえません。
昔は必ず国には失業対策事業というのがありましたが、それも絶えて久しくなりました。
次々と短命内閣が交替し、政治が混迷している上に、世界的な不況の波が押し寄せています。アメリカ・ヨーロッパなど先進国だけではなく、中国やインドなどアジアの大国の経済的発展はものすごく、そのなかで、資源のない日本は気押されて、極めて困難な事態に追い込まれています。

三、ますます厳しい状況

この不況はすぐに解消するであろうという楽観的な見方もありますが、私はそのようには思いません。良くなる材料が極めて乏しいのです。ますます厳しい経済情勢が続くという風に覚悟すべきです。徐々に悪くなっていくか、それとも急速に大規模な国家的・世界的破綻がやってくるか、予断を許さない時代に入ったと言うべきであります。こんなめでたい日に、悲観的なことばかり言って申し訳ありませんが、その場限りの甘いことをいってばかりもいられないのです。

四、国やぶれて山河あり

こういう時において、皆さんの強みは、故郷があるということです。故郷に親や兄弟、親戚があると言うことが大事になってきます。
かつて、60数年前アジア太平洋戦争があり、日本は侵略戦争の夢が潰え、大敗北を食らいました。都会という都会は灰燼に帰し、政治経済社会全般が麻痺して大混乱しました。そのとき、都会の多くの人々は、どこへ生きる場を求めたでしょうか。それは故郷です。東洋町も室戸市も全国津々浦々どこもここも大人数の人々が都会からやってきて住み着いて暮らしていました。
国やぶれて山河あり、です。戦後日本は再建され、世界有数の先進国に名を連ねましたが、その元になったのは緑の山河であり、田や畑、海や川の故郷であったわけです。
故郷は暖かく、職を失い、家を失った人々、無一文になった人、傷ついた人々を受け入れてくれたのです。

五、豊かな東洋町建設

皆さんは、東洋町は言うまでもなく、全国どこへ出て行っても、自信を持って戦い、生きぬいてください。
私は東洋町におられる諸君とともに、いつでも皆さんが帰りたくなった時に、皆さんを安心して受け入れられるような暖かい、豊かな東洋町を建設してゆきたいと思っています。

六、文明の大転換

皆さん、今日明日の厳しい社会情勢だけではありません、時代は、これまで化石燃料を消費する安易な私たちの生活を大転換する事を求めています。大気や、海を汚さない、環境を破壊しないクリーンな生活への急速な革命が求められています。大変な時代でありますが、また、皆さんにとっては夢多い楽しい青春でもあります。一刻が千金の値打ちがあります。大いに楽しんでください。
皆さん、花の命は短いのです。青春を謳歌すると共に、また、困難が予想される明日に備えて一生懸命勉強してください。勉強も又楽しんで下さい。

七、 YES,WE CAN

最後に
アメリカの次期大統領オバマさん達は、いいました。
CAN YOU OVERCOME?
YES,WE CAN  と
私は皆さんに言いたい、    YES,YOU CAN  と 
これで、私の皆さんへのはなむけの言葉に代えさせていただきます。

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