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2008年8月

2008年8月22日 (金)

蜂駆除

News & letters 115/

毎日の猛暑で、台風や雨が少なく、すずめ蜂や足長蜂が異常繁殖し、役場はその駆除で大わらわである。先日には、すずめ蜂におそわれ蜂の毒によるアナフィラキシー・ショックで意識不明となり救急車で運ばれたという事件も1件発生した。
東洋町では蜂の駆除については、数年前から役場が遂行している。これまでは年間20件ほどであったが今年は既に50件を超え、このまま行くと100件近くに達するおそれがある。
職員は完全防護の衣服をまとい薬剤をもって懸命に対処している。
しかし、これについては、職員の間にも不安があり、蜂に刺された場合の処置がないこと、人命に関わることだから業者に任せろという意見もある。
蜂の毒への解毒の注射や内服液は用意しなければならない。装備や薬剤を万全にしなければならない。
しかし、無防備で危険にさらされている住民を保護することが第一に優先である。
病院の手配や、準備が十分でない場合でも現段階の最善の準備をして駆除に取りかかる必要もある。

そういうことで、現在東洋町では町長が先頭に立って蜂と迫撃戦を展開しながら、駆除にあたっている。ノブレス・オブリッジを地で行っている感じだ。
町長等公務員の命は住民の命に比べれば羽毛よりも軽い、そういう気概がなければならない。

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2008年8月14日 (木)

NUMOの最近のパンフ

News & letters 114/NUMOが市町村長に送ってきた最近のパンフ

1、*最下段に「地域の意向を十分に尊重しつつ、国が市町村に対し、文献調査の申し入れを行う場合もあります。その場合、市町村長は、国の申し入れに対して受諾の可否を表明することになります」とある。
国からの交付金をもらい、補助金を陳情する立場の市町村は核受諾の可否を表明しなければならないということだから、白羽の矢が立った市町村は非常に苦しい場面に対処することになるでしょう。

2、このような強硬な姿勢と裏腹に、「地域の賛同が得られなかった場合は、調査段階の途中であっても、応募を取り下げることが出来ます。」というソフトな面もちらつかせていますが、国が一旦調査に入った場合、そして市町村長が応募を維持している以上は、国が中止を決めない限り、住民側が応募取り下げを実現することはほとんど不可能でしょう。
リコール等大騒動を起こさないと止めさせることは不可能です。そういう反発力やエネルギーのある市町村がどれだけあるのやら。

50年と言っていた事業計画が100年になった。

Nomo001

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2008年8月 6日 (水)

学問の前提

News & letters 113/

あらゆる仕事の分野で学問が必要である。
行政も勿論そうだ。科学者の仕事でも、農業や漁業でも医者でもすべて学問だ。
しかし、どんな学問でもその前提としてヒューマニズムの立脚点が必要だ。
そのヒューマニズムはいかにして身中に打ち立てるかだ。生まれながらに、生まれた育った環境から、親や家族の生き様から、自然と身につける者もいるであろう。しかし、普通にはそれはなかなか難しい。人は、又は教育的立場にある人は、ヒューマニズムはこれを意識的に植え付けるのでなければ成り立たない。いかにして。
それは語り聞かすことが第一であり、それ以上にはやはり、読書によるしかない。
我々が小さいときには、親や祖父母から昔物語を聞いた。夜なべをしている脇で、私らは、話をせがんでは、夜更けまで耳を傾けた。
室町時代に起源がある説教節はよく聞いたものだ。俊徳丸の話や、安珍・清姫の話、さらには、平の敦盛と熊谷次郎直実・・・などなど。
私の祖母は字が読めなかったが、語りが上手であった。夜な夜な繰り返し繰り返し聞いたので祖母の語り口も今でも思い出す。
俊徳丸「七間が奥のおとの姫・・・」など。
山椒大夫の安寿姫と厨子王丸が人さらい船で別れ別れになる場面では姉弟が泣きじゃくりながら母の話を聞いたのであった。最後の場面では、
「安寿恋しや ほうやれほ 
厨子王恋しや ほうやれほ、
鳥も生あるものなれば、
とうとう失せよ 追はずとも」
というのをご詠歌のように歌っていた。
また、私は浪曲が大変好きであるが、これも小さいときに母に連れられて近所のラジオを聞きによく行ったからだろう。曲師の三味線の音を聞くと涙腺がゆるんでくるのである。
ずっと後に学習塾をやっていたとき、国語の勉強のため双葉百合子の「岸壁の母」の歌詞を配ってテープを聴かせたらほとんどの中学生が泣き出したことがあった。同じ国語の時間でも情感のある感動するもの、人情味ある、ヒューマニズムいっぱいのものも教材にすべきだろう。

ヒューマニズムをはぐくむ小説として私は二冊の文庫本を紹介したい。
 ①レ・ミゼラブル
 ②家なき子

人は、公務員は特に、常にヒューマニズムを充填するために潤いのあるいい本を読まねばならない、と思います。
ヒューマニズムは枯れやすいのです。

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