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2008年7月30日 (水)

新採用職員へのメッセージ

News & letters 112/新職員へのメッセージ

8月1日より新採用の職員3人が就任する。
職員に期待するのは次の通りである。
第1に、役場は安楽な就職の場ではないということである。身分が安定しているから役場を選んだではだめである。
役場は、この人の世の正義と人道を実現する人民の拠点である。利権と不正の伏魔殿ではないし、堕落した公務員の安住の場でもない。
今、世界の情勢は、エネルギー問題や食糧問題、地球温暖化などで大変な状況であり、国家の財政も1000兆円を超す借金で沈没しそうである。
いつ疾風怒濤の時代に突入してもおかしくない。
国を牛耳っている政治家達には全く明日が見えず、ベキラの淵に身を沈めるまともな人は何処にもいない。
今、救国の志士が必要だ。
新入職員に望むのは、役場を自己の生活の糧ぐらいに見て、給料さえもらえばいい、勤務の時だけ働き、後は知らないというもので終わるのではなく、
日常普段にこの町や国家社会を、又住民をどうすればよくすることが出来るか、考えて実行して欲しいと言うことである。もちろん生き抜きも必要だし休息も必要である。しかし、自分の利益、自分の家庭の幸福だけのために公務員を務めるという姿勢は、止めるべきだ。公務員というのは住民に奉仕する職業であり、そのための毎日である、住民のためには時として自分の時間を犠牲にする場合もあるということを肝に銘じてもらいたいのである。
決して一部の者の利権に奉仕してはならないし、いかなる不正にも与してはならない。むしろ、それらを一掃し、正し、公正な住民サービスに徹しなければならない。時には、無法者と毅然として対決する必要がある。利権を求めて脅しや脅迫、いいがかりは役場に居ればしょっちゅうある。そう言う連中がむしろ恐れる様な存在でなければならない。
どこかの役場のように特定の議員や有力者が役場の人事を左右し、予算や請負契約にまで介入してくる、こういう状況については、断固として排除しなければならない。
しかし、住民に対しては腰を低くし、懇切丁寧に応対しなければならない。時として、地元民、有力者、同僚などと好きでもないのに酒場に出なければならない、接待をしなければならないという場面も出てくる。そういう場合は辛抱して辛抱して笑顔で応対するようにせねばなるまい。普通なら、避けて通れるけれども、公務員はどんな人でも、たとえやくざ系の人でも我々は応対しなければならない。
人道と正義を通すと言っても現実は様々な障害があり汚れた場所があり、切っても切れぬ人のしがらみがある。その中にあっても尚、人道と正義を通すのである。現実の泥の中に入るのである。泥に染まり泥に溶けて自分を見失い、そうして、腐敗と利権と汚職にまみれてしまう。そうなってはならない。

人道とは何か、正義とは何か、人はどう生きるべきかは、自ら学問をする以外にない。学問だけが諸君を泥沼から救ってくれる。
行政の世界は学問の世界であり、一日たりとも読書して学習することを怠ってはならない。
私などは常に県立図書館か大学の図書館から本を借りている。本を借りることが絶えたことはない。世俗の垢や塵から身を守るのは本を読むに限る。
公務員は1週間に一度は図書館に入るべきだ。
酒やタバコを飲まず本屋に入って本を買うべきだ。
そして先哲の書物をひもとき心を洗い、初志を思い出し、それの実現のために邁進しなければならない。
破邪の剣を右手(めて)に持ち、弓手(ゆんで)に法典・書物をもって、正義と人道に邁進すべし。

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