News & letters6
7月7日、佐賀市の玄海原発3号機のプル・サーマルに反対する市民の集会に行ってきたました。その後、唐津市の同様の集会に行きました。佐賀県は今大変な状況です。
佐賀を突破口にして日本で初めてプルサーマルが本格的に始まろうとしています。核(プルトニウム)のリサイクルの最終処分地についてはひとまず、東洋町で阻止しましたが、中間項のプル・サーマルが始まると、六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場が稼働を始め、原子力産業は活況に転じる可能性があります。
どうしても佐賀県の玄海原発のプルサーマルを止める必要があります。佐賀県の同士たちは、今全国から孤立しています。玄海町自体には有力な反対勢力がありません。県全体にもまだまだ、勢力は小さいです。プル・サーマルの是非を問う県民の住民投票条例の直接請求(署名者5万2千人)を起こしましたが、県議会で否決されました。
全国から支援をする必要があると思います。県民にはまだ原発の恐ろしさ、放射能の恐ろしさが浸透していません。強権的な行政の前に小さい勢力が跳ね返されています。全国民の力でプルサーマルを阻止しなければなりません。佐賀のなかまの戦いを孤立させないように支援の手をさしのべよう。全国の反核の人々が手をつなぐ必要があります。それを痛感して帰ってきました。
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コメント
報道しない不作為
「ドイツの原発で事故があったらしい。何故か日本では報道されていない。」との連絡が佐賀県で反原発運動に取り組まれている市民団体の人から連絡がありました。
驚いて調べて見ますと個人のサイトはすぐ見つかりましたが、マスコミ関係の関係記事をインターネットでは見つけることはできませんでした。
ようやく6月30日の高知新聞朝刊で小さな記事を見つけることができました。インターネットの新聞版は大きな記事は掲載していますが、小さなベタ記事は掲載されません。
ドイツの原子力発電所の記事は変電設備の火事であり、原子炉には幸い影響がなかったようです。何よりでした。
しかしなぜ日本の報道機関はもっと報道しなかったのでしょうか?
ハインリッヒの法則があります。その法則とは労働災害における経験則の一つで「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」というものでした。
ドイツの場合は「29の軽微な事故の1」つなのでしょうか。最近明るみに出てきた日本各地の原子力発電所のデータの改ざん、捏造の事実はこの法則からすれば、事故の危険を覆い隠すことであり、重大事故に至る前に危険な兆候を発見し手をうつことをしないという重大な「不作為」でありました。
取り上げられた個人のブログにはドイツの新聞のサイトのリンクがあり、全くドイツ語がわかりませんが、5枚以上の事故のあった原子力発電所の現場写真がそのサイトには掲載されていました。
たとえ重大な事故ではないにしても日本のマスコミはそれを掲載し、国民に知らせるべきです。そしてすぐに原子力関係者に取材し、コメントを求めるべきです。
報道しない不作為を感じました。
投稿: 西村健一 | 2007年7月 8日 (日) 18時43分
町長様
観光協会を辞任された小松様が
ブログを立ち上げられました
ご挨拶されていますので
ご覧になられてはどうでしょうか
西村様
原子炉そのものに係わらない事故で
良かったですね
原子炉そのものの安全性が問われなくて
原子力推進派は、ほっとしている事でしょう
国内の事故であれば
たとえ変電所の事故であっても
報道されるべきかもしれませんが
原子力に対して、敏感なドイツ国内でさえ
その程度の報道なのであれば
日本で報道するかどうか微妙なところで
記事の優先度によるものと思われますが
その微妙なところを
報道しない不作為なんて言って
関連付けて、コメントされると
あなたの作為と取られかねませんが。。
投稿: eeyan | 2007年7月 8日 (日) 19時35分
佐賀県集会
私も7日夜、集会に参加いたしました。玄海原発はここから僅か30Kmの距離です。もし何か事故があればまともに影響が出ます。各地の原子力発電所のデータの改ざん、捏造の事実はとても恐ろしく、玄海原発は本当に不正がないのか。実に不安であります。原発で出るゴミを人類はまだ処理する技術を持ち合わせていないのだから「原発がこの国に必要」とは言えない筈です。
現在ある火力発電、水力発電の稼働率を抑えてまで原発を動かす必要はない。早くとめるべきでプルサーマルが始まるなどというのは正気の沙汰ではない。始まってしまえば放射性物質は無制限に海や大気に撒き散らされる。
事実、青森県は汚染すると認めている。イギリスではセラフィールドの工場汚染により汚染された海と化しました。あと何年たったら汚染は消えるのでしょう。いったい私達は多くの公害から何を学んだのか?
環境は私達の生きる地盤それを疎かにして生きてはいけない。
投稿: 龍国寺 | 2007年7月11日 (水) 07時17分
原子力発電をこれ以上放置してはいけない、と考えています。ましてプルサーマルなど、とんでもないです。高速増殖炉計画にエネルギーの未来像を描いたけれども遠くの昔に破綻してしまいました。これは世界中で明らかですが、日本だけがこの計画にしがみついています。その結果、つくりすぎてしまったプルトニウムが溜まりに溜まって、日本は45トンも保有しています。その申し訳に、ごまかしに、プルトニウムも少しばかり消費しますよ〜というのがプルサーマル計画です。高速増殖炉ではなく、普通の軽水炉で。冗談ではありません。どんな事故がおこるか、だれにも予測できません。玄海/佐賀でも、伊方/愛媛でも、プルサーマルを始めさせてはなりません。プルサーマル用のMOX燃料をつくる六か所/青森の再処理をも阻止する必要があります。
連帯して、闘っていきましょう!!
投稿: げき | 2007年7月11日 (水) 23時50分
町長様
>佐賀県は今大変な状況です。
という割には
>佐賀県の同士たちは、今全国から孤立しています。
>玄海町自体には有力な反対勢力がありません。
>県全体にもまだまだ、勢力は小さいです。
と書いているように、反対運動が盛り上がっていないのですよね。外の人間が大騒ぎしているということでしょうか?佐賀県の同士が孤立しているのではなくて、運動の成果が上がっていないのですね。
そんなに、佐賀県民を応援したいのであれば
佐賀県へ移住されてはどうですか
それとも、書いてるだけですか?
それならば、頼りにされるとどうするのでしょうか?
適当にお茶を濁しますか
佐賀県の同士を失望させるのでしょうか?
そんなことにならないように
ここはぐっと我慢して
町政に専念してください
中途半端はよくありません
それができないのであれば
義を見て、放っておけないのであれば
佐賀県にいかれてはどうでしょうか
江藤新平の供養のためにも
町長にふさわしい人はいますので
町長辞められても大丈夫です
求められているのですから
佐賀県に義があるのですから
後は後任に任せて
佐賀県に移住されて
存分に活躍してください
高知県の誉れになってください!
投稿: eeyan | 2007年7月12日 (木) 10時48分
下京 様
もっと、煽ってください
町長をその気にさせてください
土佐人の気質を今こそ見せるときです
江藤新平の思いを遂げるためにも
町長を、佐賀の地へ送り出してください
名を上げる好機です
町長のお供として、ご一緒にどうぞ
ご成功お祈りしております
投稿: eeya | 2007年7月12日 (木) 10時59分